1998.03 System update notes
-- 1998年03月のシステム・アップデート・ノート
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このページの記事一覧
1998.03.28 Windows 95 & IE 4.01インストール
1998.03.27 DHCPを構成
1998.03.26 ノートパソコンでViaVoice
1998.03.23 無停電電源装置とI/Fスロット用ハブ購入
1998.03.22 セキュリティ対策と最近購読しているパソコン雑誌
1998.03.21 OCNエコノミー用サーバーの設定(2)
1998.03.19 OCNエコノミー用サーバーの設定(1)
1998.03.18 OCNエコノミー開通
1998.03.17 新ドメインに移行、win.or.jp → win.ne.jp
1998.03.12 Drive Image 日本語版、TeraTerm Pro v2.3
1998.03.08 NetWare Client 32 をインストール
1998.03.06 PnP対応ISA SCSIカード『AHA-1520B』を装着
1998.03.02 CleanSweep DELUXEインストール
1998.03.01 NetNews記事データをアーカイブ

1998.03.28 Windows 95 & IE 4.01インストール

 OCNエコノミーを引いたので、Active チャンネル を試してみようとInternet Explorer 4.01 (以下、IE 4.01と表記)をインストールしました。以前、インストールしたときはIE 4.01をインストールしても何のトラブルもなかったので、まぁ大丈夫だろうと軽い気持ちで入れたのですが…。これが、おおはまり。
 まず、IE 4.01のインストール先を圧縮ドライブにしたのがいけなかった。IE 4.01というか、Microsoft社のたいていのソフトはたとえインストール先を変更してもファイルの大部分はシステムドライブ (普通はCドライブ) に格納されるので、まず大丈夫だろうと思っていたのですが、インストールの段階でこけました。ファイルのコピーはうまくいったみたいなんですけど、いったん再起動して設定をやっている段階で止まってしまいました。マウカカーソルは生きていましたが、いくらまっても復帰しないのでリセットして再起動したら一応何事もなくIE 4.01は使えました。しかし、しばらく使っているとCドライブにファイルの書き込みできないとかいってブルーバックの画面が出てしまいます。
 しょうがないからIE 4.01をいったんアンインストールして、今度は普通にCドライブにインストールしました。これは、インストールはうまくいったのですが、安定しないのは同じでした。
 もういやだとIE 4.01をアンインストールしようとしたら、なんとか情報がないか壊れているとでアンインストールもできないとほざきやがる。
 こんちくしょうと、ダメもとでWindows 95を上書きで再インストールしたら、Windows 95そのものが起動しなくなってしまいました。まぁ、IE 4.01を入れたら、Windiws 95の再セットアップはできないよと警告が出たので、まぁ予想通りだったのですが。
 これで諦めがついてDOS上からWindowsディレクトリやProgram Filesディレクトリを削除して、Windows 95をゼロから再インストールすることになりました。
 ついでにIE 4.01もインストールしましたが、今度はなんとか安定して動いているようです。

 目的の Active チャンネル ですが、僕の場合はあんまし利用価値はなさそうです。
 僕は Symantec Internet FsatFind で主要なサイトはのwebページが更新されたかどうか定期的に調べています。情報が更新されたかどうかはこれでわかるので、それからブラウザでwebページを開けば、リアムタイムとはいかなくても確実に情報はキャッチできます。
 Active チャンネルだと自動的に自分のパソコンに情報を運んできてくれるといっても一定の間隔で情報を取りにいっているのとかわらないので、Internet FsatFind でwebページの更新を調べてから見に行くのと大した違いはないようです。

【参考資料】

○SYMANTEC (us)

http://www.symantec.com/

○SYMANTEC (japan)

http://www.symantec.co.jp/

 Symantec Internet FastFind 日本語版

http://www.symantec.com/region/jp/products/iff/siff.html

○PointCast (us)

http://www.pointcast.com/

 PointCast (japan)

http://www.pointcast.ne.jp/



1998.03.27 DHCPを構成

 OCNエコノミーを引いてノートパソコンをファイヤフォールの外に出して遊ぼうかと考えているのですが、ファイヤフォール内のLANに接続する場合と外に出す場合でTCP/IPの設定をいちいち変えるのは面倒です。
 そんなわけで、IPアドレスやゲートウェイ等のTCP/IPの設定をダイナミックに設定できるDHCPを使ってみることにしました。
 DHCPサーバーは内部のLANではファイルサーバーになっている Windows NT Server 3.51 (marree)に設定しました。ファイヤーフォールの外ではルーターとして使っている MN128-SOHO が DHCPサーバーになるのでこれに設定しました。
 クライアント側はネットワークカードのTCP/IPの設定で、DHCPでIPアドレスを取得するように設定しておけばいいだけです。あとは、DHCPサーバーから自動的にIPアドレスされます。これで、内部LANに接続されているときはWindows NT Server 3.51 のDHCPサーバーからIPアドレスを取得され、ファイオーフォールの外に接続したときにはMN128-SOHOのDHCPサーバーからIPアドレスを取得され、といった具合にIPアドレスを接続先に応じて簡単に変えることができます。
 今のところDHCPを使っているのはノートパソコンだけです。据え置きのパソコンはIPアドレスをころころ変えることはないので、当面はDHCPを使うつもりはありません。



1998.03.26 ノートパソコンでViaVoice

 DynaBook PORTAGE650CT(provost)に日本IBMの音声認識ソフト『ViaVoice Gold日本語版』をインストールしてみした。
 ViaVoiceの推奨最低スペックは MMX Pentium 166MHz なのですが、PORTAGE650CTは Pentium 133MHz でして、これをクリアしていません。しかも、ハードディスクの容量の関係でインストール先はドライブスペース3での圧縮ドライブです。
 この状態でまともに使えるとは思っていなかったのですが、ものは試しとインストールしてみました。
 結果は、ち〜ときびしいようですが、一応は簡単な言葉の認識はできるようです。
 「メモ帳を実行」とかいった短い言葉はけっこう認識してくれます。しかし、口述による文書の入力はまず無理です。Pentium Pro 200MHz マシンでは誤認識はほとんどなかったのですが、Pentium 133MHz マシンで音声認識は荷が重いようです。ViaVoice使用中はハードディスクをかなりアクセスしているのでインストール先を圧縮ドライブではなくて普通のドライブにしておけばもうちょっと使えるようになるかもしれません。
 使用者の言葉で例文を登録して認識効率を上げるエンロールもやってみましたが、どうしても認識してくれない例文があって、結局最後までできませんでした。
 しかし、けっこう遊べるので『パソコンでこんなことができるんだぞ』と人に見せるにはいいアイテムです。

【参考資料】

日本IBM

http://www.ibm.co.jp/

 ViaVoice Gold 日本語版

http://www.ibm.co.jp/pspjinfo/voice30/index.html



1998.03.23 無停電電源装置とI/Fスロット用ハブ購入

 UPS(Uninterruptible Power System)、無停電電源装置を買ってしまいました。
 使い方によっては停電したときに自動的にサーバーをシャットダウンさせることもできますが、当面の目的は AVR (Automatic Voltage Regulation) によって電流・電圧を安定させることです。
 一般の家庭ではコンセントから正確に 100V給電されているわけではありません。たくさんの電気製品を使っていると電圧が 100Vよりも下回ってしまいます。AVR は、こういった低電圧状態や、逆に過電圧状態の電圧を100Vに補正してくれる機能です。
 うちでは、部屋にパソコン等の電気製品を詰め込みすぎていることもあって、瞬間的に電圧が下がることがあます。実はこれが原因で落ちるパソコンがありました。去年買った Pentium Pro 200 マシン (draken) はふと気が付くとリブートしていて、リブートする瞬間を見ていなかったもので原因は不明でした。あるとき、別のパソコンの電源を入れると、それに連動(?)して突然リブートしました。リブートといってもリセットスイッチを押したのと同じですから、こんなことが続くとシステムが一部壊れる可能性があります。一時的にコンセントやテーブルタップの配置や経路を変えて対処していましたが、電気容量を食う電気製品を使うときにはいつもビクビクもんです。
 しかし、UPS があればこんな状況からもおさらばです。

 UPSを買ったついでに、緑電子の I/Fスロット内蔵用 10Base-T 5ポートハブMDL-SLH5』 を買ってみました。このハブはISA/PCIカードを装着する拡張スロットに装着します。このハブは電源は使いますが、ISAやPCI等のバスは利用しないので外に出ている“口”さえ、空いていれば装着できます。
 このハブは OCNエコノミー用のサーバーマシン (intruder) に装着するつもりです。

 帰りにとある場所によって、外部からうちの OCNエコノミー用のサーバーにアクセスできるか試してみました。
 これが何故かうまいこと接続できません。DNS はちゃんと引けているようですが、経路をおってみると、うちのルーター MN128-SOHO のところでとまっているようです。
 うちに帰って調べてみると、フィルターが設定されていて外部から進入できないように設定されていました。セキュリティ上はこういうフィルタを設定していたほうがいいのですが、外からアクセスできないと面白くないのでこのフィルタを外してしまいました。

【参考資料】

○緑電子

http://www.midorielec.co.jp/

 I/Fスロット内蔵用10BASE-T 5ポートハブ 『MDL-SLH5』

http://www.midorielec.co.jp/Products/LANNER/ETC/HUB/MDL-SLH5/index.html



1998.03.22 セキュリティ対策と最近購読しているパソコン雑誌

 昼過ぎにポストを見たら日経バイト1998年4月号が届いていました。
 特集が 『OCNを使いこなす』 となっていまして、OCNエコノミーを引いたばかりの僕にとってはタイムリで面白い記事でした。
 この記事をみた後で、何か忘れていたとOCNエコノミー用サーバーのセキュリティをチェックしてみました。そうしたら、nfsサーバーのデーモンが起動していたまで、これを殺しました。ついでに、TCP Wrapperのアクセス制御用の設定ファイル、hosts.allow とhosts.deny をいじって外部からは一部のサービスを利用できないように設定しました。
 日経バイトにはバイトレポートとして『Windows 98から受信トレイが消滅 新Outlook Express計画もご破算』という記事が載っていました。受信トレイという普通のユーザーが気にしないところにスポットを当てて紹介しているところが気に入りました。

 僕が最近購読しているパソコン雑誌を上げておきます。

I/O 工学社
月刊アスキー アスキー
DOS/V Magazine ソフトバンク
日経バイト 日経BP
Windows World IDGコミュニケーションズ
Windows NT World IDGコミュニケーションズ
スーパーアスキー アスキー
Software Design 技術評論社
UNIX USER ソフトバンク
PC WAVE 電波実験社
インターフェース CQ出版
Linux JAPAN LASER5
C magazine ソフトバンク
Inside Windows ソフトバンク
DDJ 翔泳社
MSJ アスキー
TECH Win アスキー
電撃王 メディアワークス
コンプティーク 角川書店
キーボードマガジン リットーミュージック
サウンド&レコーディング リットーミュージック

 これら以外には、Hello! PC、日経クリック、TRY! PC、DOS/V POWER REPORT、INTERNET Magazineあたりを不定期で購読しています。
 e-mailやwebページでのニュースや記事があれば雑誌なんて必要ないという方もいますが、パソコンを買うのは僕の趣味であり、義務(?)と思っています。中には(たぶん)15年以上1冊も欠かさずに購読している雑誌もあり、そうそうやめるわけにはいきません。でも、中には買ったまま見ていない雑誌もあったりします。
 最近、記事として気に入っているのはWindows World誌に連載されている中村 明 氏の『ネットワーク考現学』です。著者の中村 明 氏はNIFTYを本格事業化し、7年間に365万通の電子メールを送信した方です。記事には創成期のNIFTYのことなどに触れたものもあって、NIFTYと提携していたCompuServeは36ビットマシンを使っていたためにIDは3ビット×12桁の12文字になっていたとか書いていました。NIFTYでは最終的にはCompuServeのシステムを使わずに、IDは4ビット×8文字の32ビット値としたそうです。


1998.03.21 OCNエコノミー用サーバーの設定(2)

 OCNエコノミー用サーバーの設定もなんとか終わりました。

 最初は suck を使って旧ニュースサーバーから新ニュースサーバーに記事を送り込んでいたのですが、設定が悪いのか2週間以上前の古い記事が送り込めないようです。
 それで nfs 経由でネットニュース関連のファイルをすべてコピーしました。正確な時間は計っていなかったのですがコピーに1時間以上はかかっていたと思います。
 OCNエコノミーでは記事の配送サービスはないので、OCN内に設置されているニュースサーバーから suck を使って記事を取り寄せています。これを一日数回実行して自前のニュースサーバーに記事を送り込んでいます。このあたりは昨年末に一度やっているので簡単でした( 関連記事)。
 これで無事にニュースサーバーも立ち上がりました。

  Slackware 3.4.0 に入っていた sendmail はうまいこと動かなかったので JE 0.9.7 に収録されている sendmail 8.7.5 + 2.6Wbeta6 を使いました。また、sendmail の設定ファイル sendmail.cf は同じくJEに収録されていた CF-3.4W3 を使って作成しました。

 あとは新サーバーが安定して動いてくれることを祈るのみです。

1998.03.28 追記

 inn で2週間前の記事がポストできないのは DEFAULT_CUTOFF の設定を変更するか、innd 起動時のオプション "-c" を指定しておくとこで解決できました。



1998.03.19 OCNエコノミー用サーバーの設定(1)

 今日はちまちまとOCNエコノミー用サーバーの設定をやっていました。
 プライベートアドレスを使っているLAN接続のマシンからインターネットにアクセスできるようにIP masquradeを設定して、webページのキャッシャ付プロクシサーバーとして squid をインストールしました、
 Windowsマシンとのファイルのやりとりを簡単にしたいので samba もインストールしました。ちょうど、新しい samba-1.9.18p3 がリリースされていたのでさっそくダウンロードしてきました。
 ところが、smbpass.c をコンパイルしようとするとコンパイラの内部エラーが出てしまいます。前バージョンの samba-1.9.18p2 でも試してみましたが、同じように smbpass.c でエラーが出てコンパイルできません。
 したかないから、別のマシンでコンパイルして、バイナリだけインストールしました。とりあえずはこれで動いています。

 残っている最大の難関はニュースサーバーです。 inn-1.5.1sec2 suck-3.8.0 をコンパイルしてインストールしましたが、まだ稼動はしていません。
 前のサーバーにため込んでいる記事を移行する作業が面度臭そうなんで、今日はここまでにして残りは明日にします。

1998.05.01 追記
 sambaがコンパイルできなかったのは、Slackware 3.4に収録されているgccのバグということがわかりました( 関連記事)。

【参考資料】

○Squid日本語FAQ

http://vcsel-www.pi.titech.ac.jp/cache/Squid-FAQ-j.html

○Squid ftp site

ftp://squid.nlanr.net/pub/

 Squid ftp site (mirror)

ftp://ftp.win.ne.jp/pub/network/www/squid/

○inn

ftp://ftp.isc.org/isc/inn/
ftp://ftp.win.ne.jp/pub/networing/news/inn/

○suck

ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/system/news/transport/

○samba

http://samba.anu.edu.au/samba/

○samba (japan)

http://samba.bento.ad.jp/



1998.03.18 OCNエコノミー開通

 インターネット24時間常時接続を実現するOCNエコノミーが開通しました。
 ルーターはMN128-SOHO/DSUを使っています。DNSの設定にちょいとてこずった点をのぞけば実にあっさりと動きました。
 昨晩、徹夜でSCSIカードやらネットワークカードの設定をやった甲斐がありました。新しく入れたISAネットワークカード『Accton ART1660』(販売: アートメディア)はPnP対応ですが、リソースの競合を避けるため手動でIRQ 3を使うように設定しました。普通、IRQ 3はシリアルポートCOM 2が使っていますか、シリアルは今のところ利用していないし使うことがあっても1つあれば十分です。

 OCNエコノミーの工事と開通のテストは昼過ぎに終わったので、その後に秋葉原にいってサーバー用のSCSIハードディスクIBM DCAS-34330Uを買ってきました。

 現在のところOCNエコノミー用のサーバー、intruder は次のような仕様になっています。

CPU Pentium Pro 150MHz
RAM 64M
ハードディスク IDE 2.1Gバイト
SCSI 4.3Gバイト
CD-ROM ATAPI 6倍速
ビデオ Diamond Stealth 64 (2M)
サウンド ISA: Creative SoundBlaster VIBRA 16
SCSI PCI: Future Domain TMC-3260
ISA: Adaptec AHA-1520B
NIC PCI: PLANET EN-9500
ISA: Actton ART1660
OS Linux 2.0.33

 ISA/PCIスロットはすべて使い切ってしまいました。サウンドは必要ないのでいざとなったら、これをまっさきに外すことになるでしょう。PCIスロットの空きが必要になったときには、迷わずビデオカードをISAにします。
 といっても当面はハードウェア構成はいじる必要はないでしょう。ハードディスク、CD-ROMドライブ等のストレージ系は増設・変更といったことはあると思いますが、インターフェース周りはこれで完成です。

 あとは、サーバーやらなんやらのソフトですが、こっちのほうが大変ですね。
 NetNewsやらmailやらのサーバー関係をセットアップして、セキュリティ関係も対策して、全体のネットワーク環境も調整として、色々な作業が残っているので、完全に稼動するまで数日かかるかもしれません。
 Slackware Linux 3.4.0に収録されていたbind-8.1.1は、どうもうまいこと動かないので、別のLinuxマシン(arnhem)にインストールしていたbind-4.9.5-P1を使いました。

 ついでに、ビレッジセンターのwebページを見ていたら画像ソフトの『サムズプラス98』の『DXF差分』というのが登録されていました。DXFファイルなんて作ったことないから、まったく影響なさそうだけど、一応ダウロンードしておきました。

【参考資料】

○NTT TE東京 -- MN128-SOHO

http://www.sphere.ad.jp/te-tokyo/mn128sohoindex.htm

○B.U.G. -- MN128-SOHO

http://www.bug.co.jp/mn128/sohoindex.html

○アクトンテクノロジィ

http://www.accton.co.jp/

○OCN -- DNSサーバ設定方法

http://www.ocn.ad.jp/setup/dns/index.html

○bind FTP site

ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/network/bind/
ftp://ftp.win.ne.jp/pub/network/bind/

○ビレッジセンター -- サムズプラス98

http://www.villagecenter.co.jp/soft/thumbs98/



1998.03.17 新ドメインに移行、win.or.jp → win.ne.jp

 僕が利用しているプロバイダ『インターネットWin』のドメインが、今年(1998年)3月から win.or.jp から win.ne.jp に変わりました。来年(1999年)の3月末までは旧ドメインwin.or.jpと併用できるようですが、今日はメールアドレスやらなんやら各種設定を新ドメインに合わせて変更しました。

 明日、OCNエコノミーの工事でして、ついにOCNエコノミーが開通する予定です。
 OCNエコノミーが開通したらインターネットWin はそんなに使う必要はなくなってしまうのですが、インターネットWin のメールアドレスは既にあっちこっちで使っています。これを全部変更するのは面倒なのですが、インターネットWin は新ドメインに移行しますからいずれにせよいつかはメールアドレスを変える必要があります。

 しかし、普段利用しているメールアドレスが変るというのは不便ですね。
 近頃は市販ソフトウェアのバージュンアップの案内も e-mail でないと届かないものもけっこうあるし、自分でもどのソフトをどう登録しているのか覚えてないから、メールアドレスが変るというのはすごく不安です。
 でも、僕はバージョンアップの案内が届いても、値段がそんなに変らないときは面倒だから新しく買っちゃうと思いますけど。

 僕の場合、NIFTY Serveは10年以上使っていますから、メールアドレスの普遍性という点ではNIFTY Serveが一番確実です。インターネットでの利用がもう少し便利になったらNIFTY Serveのメールアドレスをインターネットでもメインにするかもしれません。  NIFTY Serveのメールアドレスも3月25日から任意の名前が使えるようになる予定で、僕のメールアドレスは [email protected] となる予定です。

【参考資料】

インターネットWin

http://www.win.ne.jp/

○NIFTY Serve

http://www.niftyserve.or.jp/



1998.03.12 Drive Image 日本語版、TeraTerm Pro v2.3

 ハードディスク内容をイメージでをコピーするためのユーティリティ『Drive Image』(開発PowerQuest、販売ネットジャパン)の日本語版が届きました。先月、購入した英語版からの無償アップグレード(?)のようです。
 そういえば、結局 Drive Image (英語版)は一度も使わないまま…。

 フリーソフトのターミナルエミュレータ(通信ソフト)『TeraTerm Pro』の新版v2.3が公開されていたのでダウンロードしてきました。TeraTerm Pro は telnet 端末として Windows 環境から Linuxマシンにログインするのに使ったり、メルコのISDNリモートブルータLBR-64を自動的制御するのに TeraTerm Pro のマクロを使っています。

【参考資料】

ネットジャパン

http://www.netjapan.co.jp/

PowerQuest

http://www.powerquest.com/

○TeraTerm Pro
http://www.vector.co.jp/authors/VA002416/


1998.03.08 NetWare Client 32 をインストール

 FM TOWNS を LanManクライアントとして使うのに色々と試していたとき (関連記事)、Novellのサイトを調べていたら32ビット版のNetWareクライアント、『NetWare Client 32』が登録されているのを知りました。
 いまさらPC/AT互換機でDOS環境を使うことはないのですが、OSをインストールしたり動作確認を行うときにDOSを使うことはたまにあります。このときDOSでもネットワーク上の共有ドライブにアクセスできると便利なので、クライアントとしてNetWareクライアントを使っています。
 LanManクライアントも使えるようにセットアップしているマシンもあるのですが、LanManクライアントNetWareクライアントに比べるとコンベンショナルメモリの消費が多いので、DOS環境ではNetWareクライアントをメインにしています。
 Novell のサイトに登録されていたNetWare Client 32は、コンベンショナルメモリの消費が更に少ないというので、ダウンロードして試してみました。

 ところが、これがうまく動作しません。サーバーにアタッチするところまでは正常に動いているようなんですが、ネットワークドライブにアクセスできません。どのマシンで試しても同じ症状なので、うちのサーバーに問題があるようです。
 うちのNetWareサーバーは本物のNetWareサーバーではなく、Windows NT Server 3.51にFPNW (File and Print service for NetWare) を組み込んでNetWare互換のファイル&プリントサーバーとして使っています。Windows NT Server 3.51 + FPNWという環境ではNetWare Client 32は使えないようです。
 NetWare Client 32はコンベンショナルメモリを20Kバイト程度しか消費しません。ちゃんと動けば最高の DOS環境になるのに残念です。

【参考資料】

○Novell

http://www.novell.com/

 Minimum Patch List

http://support.novell.com/misc/patlst.htm

○Novell (japan)

http://www.novell.co.jp/

 Minimum Patch List

http://support-j.novell.co.jp/misc/patlst.htm

○Microsoft Services for NetWare

http://www.microsoft.com/japan/products/ntserver/sfnw40/


1998.03.06 PnP対応ISA SCSIカード『AHA-1520B』を装着

 先月購入したOCNエコノミー用のサーバーMicron Pro Magnumでは(関連記事)、PnP非対応のISAカードが使えなかったので(関連記事)、アダプテックのPnP対応ISA SCSIカード『AHA-15120B』(バルク)を調達してきました。
 PnP対応のISAカードならちゃんと使えるようです。
 今まで、3枚あるPCIカードがIRQ 9,10,11を使っていたのですが AHA-1520B を装着すると、PCIカードで使っていた IRQ 11IRQ 5 に移動(?)して、AHA-1520BIRQ 11 に割当てられたようです。
 ISA カードも PnP対応なら使えるメドがついたので、今度は ISAのネットワークカードを装着して使えるかどうか試してみようと思います。
 今日は NetWareで使われている ODIドライバで Microssoft の LanMan が使えるかどうか実験していました。一応の成果があったので興味のある方は関連記事を見てください。

【参考資料】

○アダプテック (japan)

http://www.adaptec.co.jp/

○Adaptec (us)

http://www.adaptec.com/

 AHA-1520

http://www.adaptec.com/products/overview/aha1520.html


1998.03.02 CleanSweep DELUXEインストール

 先月、注文していた『CleanSweep DELUXE』 (開発:QUATERDECK、販売:ウイニングラン・ソフトウェア) のアップグレード版が届いたことを思い出して、今日になってやっとインストールしました。
 新機能としてインターネットスイープ機能がついたのがウリみたいです。プラグインやActiveXコントロールが削除できるのはいいかもしれません。僕はCookieは完全拒否していますが、プラグインやActiveXコントロールはインストールしなければならないケースはあります。
 しかし、Windows NT 3.51に対応していないのは残念です。先月(関連記事)購入したマルチメディア百科事典『Microsoft ENCARTA 98』もWindows NT 3.51には対応していなかったし…。対応OSとして名前がないだけでインストールしてしまえば動く可能性もありますが、Windows NT 3.51はだんだんと肩身が狭くなってきてしまいましたね。

 今日はMSDNSystem Commander 4 のアップグレードの案内も届いていました。
 MSDN は5周年記念ディスカウントキャンペーン中で ProfessionalサブスクリプションからUniversalサブスクリプションへのアップグレード、通常価格44万3,000円のところが優待価格29万円になるそうです。Universalサブスクリプションの収録内容を考えたらとんでもなく安いのだろうけど、2年目からの料金はどうなるのだろう?
 これは内容を考えれば安くても、絶対的には高いのでパスですね。

 『System Commadner 4』 (開発:V Communications、販売:SOFTBOAT) は1998年3月20日発売予定となっています。アップグレードの締め切りは1998年6月30日消印有効となっていますから、Windows 98(β)の様子を見てからアップグレードするかどうか決めたいと思います。
 きっとアップグレードしないとWindows 98ではまともに動かないのだろうなぁ。

【参考資料】

○QUATERDECK

http://www.qdeck.com/

○ウイニングラン・ソフトウェア

http://www.winningrun.co.jp/

○MSDN Online

http://www.microsoft.com/japan/developer/

○V Communications

http://www.v-com.com/

SOFTBOAT

http://www.softboat.co.jp/


1998.03.01 NetNews記事データをアーカイブ

 僕は2ヶ月毎にNetNewsとNIFTY SERVEのログを交互にMOにバックアップをとっているのですが、3月になったので1〜2月分のNetNewsの記事データをバックアップすることにしました。
 いつもは 230 MO1枚にちょうど格納できるサイズになるのですが、昨年末(関連記事)にNetNewsの購読環境を一新したとき一度に大量の記事を取得しているので今度のデータは 230MOには収まりそうにありません。
 そこで今回はCD-Rに焼くことにしました。まず、Linuxマシンから2ヶ月分の記事データを 1GバイトのCD-R作業用ハードディスクに複写しようとしたのですが、これがオーバーフローして複写できません。ファイルを調べたら、ファイルサイズは合計しても 178Mバイト程度なのですが、ファイル数が7万以上ありまして、クラスタサイズの大きなFAT16ファイルシステム上にはどうあがいても格納できません。
 何故、合計 178Mバイトのファイルが 1Gバイトのハードディスクに格納できないのか、簡単に計算してみます。FAT16では 1Gバイトの容量だとクラスタサイズは 32Kバイトとなりますが、7万個のファイルがあると、無駄に使ってしまう領域の合計は

    7万 × 32K ÷ 2 = 2,240,000Kバイト
と計算できます。つまり無駄な使用領域だけで 2Gバイト以上にもなるのですから、1Gバイトのハードディスクに複写できるはずがありません。よくよく考えたら容量以前の問題でFAT16では16ビットの値、65536個を超えるファイルは作成できないのですが…。
 しょうがないから、FAT32のパーティションを作ることにしました。FAT32でクラスタサイズを4Kバイトにすると、無駄な使用領域は
    7万 × 4K ÷ 2 = 140.000Kバイト
約 140Mバイト程度になります。これなら余裕で格納できます。
 これらの計算は様々な大きさのフイルが均等に存在している場合を想定していますが、現実のハードディスクに当てはめてもおよそ一致します。
 ちなみに、FATファイルシステムでフォーマットされた 230MOに複写する場合、ファイル数が5万あるとしたら、合計ファイルサイズは 100Mバイトくらいが格納できる限界です。230MOのクラスタサイズは普通4Kバイトですから、無駄な使用領域は
    5万 × 4K ÷ 2 = 100,000Kバイト
つまり約 100Mバイトです。合計ファイルサイズ 100Mと無駄な使用領域 100Mを合わせると約 200Mバイトとなり、計算上でも 230MOの容量を使い切ってしまうことがわかります(フォーマット後の230MOが使用できる容量は約 210Mバイトです)。また、230MOがクラスタサイズ1Kバイトでフォーマットして使えるとしたら、計算上は先ほどの7万個の記事データは容量ギリギリですが格納できる可能性はあります。
 このようにクラスタサイズによる無駄な領域はファイルサイズが増えるととんでもなく増大するのです。

 とにかく、FAT32のパーティションには7万個の記事データも複写できました。次にファイルの断片化(フラグメンテーション)をなくしておこうとデフラグを実行しましたとが、この処理にとんでもなく時間がかかります。かれこれ3時間は経過していますが、やっと50%いったところです。あと3時間待つにもアホらしいでデフラグは中止しました。
 しかし、このままオンザフライでCD-Rに焼くのは不安なので、ISOイメージを作成することにしました。今その処理をやっていますが、これも3時間くらい処理していて、なかなか終わりません。CD-RのライティングソフトはAdaptecの『Easy-CD Pro 95/NT』を使っていたのですが、そうこうやっているうちにエラー(エラー番号:103-00-00-00)で処理が止まってしまいました
 エラーの意味も原因もよくわからなかったのですが、このまま Easy-CD Pro 95/NT を使ってもダメなような気がしたので、別のCD-RライティングソフトElektrosonの『Gear』を試すことにしました。これも書き込むファイルを選択した段階で多少処理に時間がかかったのですが、ISOイメージ(Gearでは物理イメージと呼ぶみたいですけど)の作成はなんとかできました。あとは、作成したISOイメージをCD-Rに焼くだけなのでなんとかなるでしょう。現在、テスト書き込み処理を行っている最中です。
 CD-Rに焼くのが無理だったらlhaやtar等のアーカイバで7万個のファイルをひとつにまとめてバックアップしようと考えていましたがなんとかなったようです。かなり苦労しましたけど、小さなファイルを大量にCD-Rに焼く場合のノウハウも得られたのでよしとします。

【参考資料】

○Adaptec Japan

http://www.adaptec.co.jp/

 ソフトウェア ページ

http://www.adaptec.co.jp/software/index.html

○イージー・システムズ・ジャパン

http://www.easy.co.jp/

○Elektroson

http://www.elektroson.com/

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