1999.06 System update notes
-- 1999年06月のシステム・アップデート・ノート
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このページの記事一覧
1999.06.18 Windows NT Server マシン入れ替え
1999.06.17 Fireball CR 4.3AT/8.4AT購入、mobio NXハードディスク交換
1999.06.14 Office 97 SR2 到着、ATAPI DVD-ROM DDU-220E 購入
1999.06.09 Office 97 SR1 到着、Linuxサーバセットアップ
1999.06.01 MIFES for Widnows Ver.5.0 到着

1999.06.18  Windows NT Server マシン入れ替え

 ファイルサーバーとして使っている Windows NT Server マシンを入れ替えました。
 今までは CompaqDESKPRO 5150marree)というマシンをファイルサーバーにしていたのですが、これを実家の OCNエコノミー用サーバーマシンとしてまわす予定です。これまでデスクトップ用として使っていた Pentium Pro 200MHz マシン(draken)を新しいサーバーマシンにしました。

 なるべく短時間ですまそうと、旧サーバーにとりつけていたハードディスクをそのまま取り付けました。拡張カードの類もそっくり差し換えればドライバの入れ替えもなくて簡単かと思っていたのですが、さすがにISAのビデオカードを引き継ぐのはやめたかったのと、オンボードのネットワークフェースは引き継げません。それでも、メインのネットワークカードのSCSIカードはそのまま差し換えたので、ドライバの差し換えは最小限で済む、予定でした。

 それで、ハードディスクと拡張カードを新しいマシンに取り付けたところ、OS は起動するのですがビデオカードとネットワークカードを認識してくれないようです。リソースの競合はないはずなんですけど、どうやっても認識しないので、Windows NT Server をアップグレードする形で上書インストールすることにしました。アップグレード・インストールなら、これまでの設定はすべて残るので楽かと思っていたのですが、これが失敗でした。

 アップグレード・インストールしたら Windows NT Server が起動しなくなってしまいました。
 正確には起動はするのですけど、ログイン画面までくると勝手にリセットしてしまいます。おそらく、自動的に起動する何かのサービスかドライバがアップグレード・インストールしたことで不都合が出たのだと思います。それにしたって、勝手にリブートしてしまったら手のうちようがありません。
 別のマシンにWindows NT Serverが入ったハードディスクを取り付け、別のWindows NT を起動してから、いくつか怪しそうなドライバを削除してみましたが、解決できませんでした。
 で、結局、再インストールすることになったのでした。

 別の Windows NT マシンにハードディスクを取り付けることでファイルは読めるので、ファイルの移行は簡単なんですけど、問題はユーザーアカウント情報の移行です。Windows 95/98 ではユーザーの名前さえ同じならログインできるのですが、Windows NT は名前が同じでもアカウントを登録したマシンや環境が異なるとログインできないのです。したがって、サーバーに接続する必要のある Windows NT マシンはすべてアカンウトを登録し直す必要があります。

 これが面倒臭くて…。
 単純に新しいアカウントを作るのなら簡単なんですけど、それだと従来の設定が引き継げません。スタートメニューやデスクトップ環境も変わってしまうし、ソフトによって再インストールも必要です。また、ほっておくと使わないユーザーアカウントの設定やファイルがハードディスクに残ったままになります。これを回避するのに、色々と小技が必要になります。
 これが嫌だったらアップグレード・インストールしたのですが、結局新規インストールになってしまったので、ユーザーアカウント再設定もやらなきゃいけません。

 それで、一日かけてWindows NT Serever の再インストールと、サーバーに接続するデスクトップ機の再設定をやったのでした。

 当初の予定よりも時間はかかりましたが、新規インストールすることで環境はすっきりしたので良しとします。
 サーバーマシンの性能も Pentium 150MHz → Pentium Pro 200MHz、メモリ 128M → 192M とパワーアップできました。また、ISAの拡張カードも廃止できて、全体のパフォーマンスもけっこうあがりました。

 しかし、ユーザーアカウントのことは後々のことを考えるとなんとかしないといけないなぁ。BDC(バックアップ・ドメイン・コントローラ)用のサーバーを立てればなんとかなるのだろうか。設定ファイルか何かでさくっとコピーできれば楽なんだけどねぇ。

【参考資料】

Compaq (japan)

http://www.compaq.co.jp/

Compaq (usa)

http://www.compaq.com/

最近見たパソコン雑誌/書籍




1999.06.17  Fireball CR 4.3AT/8.4AT購入、mobio NXハードディスク交換

 うちの実家のほうが OCNエコノミーを入れるって〜ので、こちらでサーバーを調達、セットアップして実家にほうに送ることになりそうです。こっちで使っているマシンの1台を実家の OCNエコノミー用にまわすつもりで、とりあえずセットアップ用にハードディスクを買ってきました。

 今日買ったハードディスクは Quantum の 8.4Gバイトと 4.3Gバイトの IDEハードディスク Fireball CR 8.4ATFireball CR 4.3AT です。いずれも、Ultra ATA/66 対応です。っても、うちには Ultra ATA/66 に対応したマシンはありませんけど…。

 あと、ノートパソコンで使っているハードディスクが手狭になってきたので、とりあえず mobio NXxavante)のハードディスクを交換することにしました。mobio NX をバラすとIBMDDLA-21620 が入ってました。9.5mm厚の2.5インチハードティスクならなんとかなりそうだったので、IBM の DKLA-24320 を買ってきました。
 ハードディスクの交換作業は簡単なのですが、面倒なのはOSやソフトウェアの環境の移行です。とにかくフロッピディスクだけでネットワークに接続できる起動ディスクを作成して、まずは DriveImage でネットワークドライブに元のハードディスクの中身をバックアップしました。あとは新しいハードディスクに交換して、同じようにフロッピィディスクから起動してネットワークに接続して、DriveImage で復元しました。ハードディスクの容量が増えたのでパーティションやドライブ構成は後で調節する必要がありますが、環境の移行は問題なくできました。

 mobio NX のほうはこれで 4.3Gバイトに増設できたので、いずれ DynaBook PORTAGE 650CT (provost)のほうも 4Gバイトクラスのハードディスクに交換しようと思います。PORTAGE 650CT もバラしてハードディスクは確認しましたが、東芝の MK1301MAV が入っていました。こっちは 12.5mm厚の 2.5インチハードディスクでいけそうです。

 あと、ジャンクとして出ていた FMV用の親指シフトキーボード FMV-KB211 を買ってしまいました。コネクタはPS/2 仕様なんで接続は問題なさそうなんですが、ドライバはあるんだろうか…。
 とか探していたら、サニコンというところが、Windows 95/NT用ドライバを公開しているようです。
 でも、これだけで本当に使えるのだろうか。富士通のWebページには CONFIG.SYS に OYAYUBI.SYS を登録するようなことも書いてあるし。
 まぁ今度試してみよう。

【参考資料】

Quantum (japan)

http://www.quantum.co.jp/

Quantum (usa)

http://www.quantum.com/

IBM (japan)

http://www.ibm.co.jp/

IBM (usa)

http://www.ibm.com/

サニコン (usa)

http://www.sunicom.co.jp/

最近見たパソコン雑誌/書籍
 DOS/V magazine 、URL 変わったのね。

DOS/V magazine 1999-7/1 (ソフトバンク パブリッシング

  • 【特集1】Cパワーアップ「夏の陣」
    最新パーツ&BTOで決める
  • 【特集2】USB拡張のススメ
    新標準ポートですべてをつなげ!
  • 【特集3】まるわかり!Office 2000
    『発売直前』気になる新機能を最新ベータでチェック



  • 1999.06.14  Office 97 SR2 到着、ATAPI DVD-ROM DDU-220E 購入

     先週の土曜日だったか、何故だか Microsoft Office 97Service Pack 2 が届きました。
     そういえば、Service Pack 1 を申し込むとき、Service Pack 2 もいっしょに届くようなことが書いてあったのを思い出しました。Service Pack 1 のほうは先に届いたのですが、なんでこんなに時差があるのかな…。
     それに、Office 97 の Service Pack 2 はパソコン雑誌の付録CD-ROMとかに収録されているので、別に Microsoft から届かなくても不便はないのですけど。

     午後になって緊急でお出かけしなければならない事態が発生しまして、その帰りにふらっと秋葉原に寄りました。手ぶらで帰るのももったいないってんで、SONY の DVD-ROMドライブ DDU-220E を買ってしまいました。うちでは初めての ATAPI接続 DVD-ROMドライブです。
     スペック的にはDVD-ROM 5倍速、CD-ROM 32倍速で、世代的には第3世代にあたります。DVD VIDEOをパソコンで再生することはないと思いますが、リージョンコードフリーだそうです。それと、DVD再生ソフトとして CyberLinkPowerDVD Ver.1.5 がついてきました。
     DVD-ROMドライブも第1世代から第3世代までそろったし(揃えたからって意味はないけど)、うちのマシンも徐々にCD-ROMドライブからDVD-ROMドライブが置き換わっています。肝心の DVDディスクはまったく持っていないのですけど、第3世代 DVD-ROMドライブなら DVD-RAMドライブで書き込んだ 片面2.6Gバイトの TYPE IIディスクが読めるので色々と活用できそうです。
     次に狙うとしたら、やっぱりチェンジャー型の多連装DVD-ROMドライブかなぁ。でも、コンシューマ用の安い多連装DVD-ROMドライブってあるんだろうか? Pioneer の6連装CD-ROMドライブの調子が悪いから( 関連記事)、新しい連装CD-ROMドライブも欲しいんだよなぁ。

     とりあえず、Dual Celeron 1号機(belfast)に取り付けました。これまでこのマシンに付けていた東芝の4倍速SCSI CD-ROMドライブ XM-3701B は CD-R の読み込みが不調でして、前から交換しようと思っていたのでした。そういえば、この前うちにきた Celebris 590 に最初から付いていたATAPI CD-ROMドライブ XM-5302B も東芝製で、こいつもちょいと不調でした。東芝のCD-ROMドライブとは相性が悪いなぁ。

    【参考資料】

    SONY

    http://www.sony.co.jp/

     DDU-220E 報道資料

    http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199803/98-020/index.html

    CyberLink

    http://www.cli.co.jp/

    最近見たパソコン雑誌/書籍




    1999.06.09  Office 97 SR1 到着、Linuxサーバセットアップ

     そろそろ Microsoft Office 2000 が登場しようかという時期に、Office 97Service Pack 1 をやっと入手しました。

     もうちょっとまって Office 2000 に移行すればいいのですけど、Office 2000 は色々とでかくなっているようなんで、しばらくは Office 97 を使おうと考えています。Office 2000 はまた別途、入手して使うことになるとは思いますが。
     とはいえ、Office 97 には西暦2000年問題とかもあっても、Service Pack 2 を当てておいたほうがいいみたいです。しかし、Service Pack 2 を当てるには、Service Pack 1 が必要です。Servie Pack 2 はMicrosoft社のサイトからダウンロードできるし、パソコン雑誌の付録CD-ROMにも収録されたし無償で入手できるのですが、Service Pack 1 は無償では入手できません。
     日本では Office 97Service Pack 1 は、Microsoft に有償(2,000円)で申し込まないと入手できません。そんなもんにお金を払うのはアホらしいので、今までほうっておいたのですが、Service Pack 2 を当てるのに先日申し込んでしまいました。
     それが今日、届いたわけです。
     この前、Office 97 のCD-ROMがぱぁにしてしまいしたから( 関連記事)、ちょうどいいかなと。

     Office 97Service Pack 1 というのは、パッチとか修正差分ではなくて製品そのものなんですね。つまり、単体でフルインストールできます。これじゃダダ配りするのは嫌がるわけだ。

    ***

     486機の Linuxマシンをリプレースするために調達してきた Celebris 590 のセットアップも完了して、稼動するようになりました( 関連記事-1 関連記事-2)。

     ネットワークでのホスト名は当初は今までの名前(arnhem)を引き継ごうかと考えていたのですけど、新旧のマシンを同時にネッワトークに接続するときに困ったことになるので、新しい名前をつけました。Celebris 590venom と命名しました。

     搭載されている CMD-640 というハードディスクコントローラにはデータが化けるというバグがあって、カーネルのコンパイルにちと苦労しました。
     Linux のカーネルには CMD-640 のバグを回避するコードがちゃんと入っているのですが、起動時にパラメータ(「ide0=cmd640_vlb」とか)を与えておかないと、ちゃんと機能しないようです。

     あと、ニュースサーバーの inn は、今まで inn-1.5.1sec2 というのを使っていたのですが、新しい inn-2.2 にしてみました。
     以前は、inn のコンパイルと設定にはえらい苦労したのですが、inn-2.2 は意外と簡単でした。これまでの記事データも history データベースを構築しなおすことで、すんなり移行できました。

    【参考資料】

    inn

    ftp://ftp.isc.org/isc/inn/
    ftp://ftp.win.or.jp/pub/networing/news/inn/

    最近見たパソコン雑誌/書籍

    UNIX USER 1999-7 (ソフトバンクパブリッシング

  • 特集
    遊んで学ぶフリー・ソフトウェア集
  • PC WORLD JAPAN 1999-7 (IDGコミュニケーションズ

  • 特集1
    世紀末のパソコンは“小さい”“安い”がキーワード
    超低価格パソコン&省スペースパソコン大研究
  • 特別企画
    本誌人気連載「TipWorld!」拡大スペシャル版
    Windows98 裏ワザ&テクニック
    Editor's Selection



  • 1999.06.01  MIFES for Widnows Ver.5.0 到着

     バージョンアップを申し込んでいた MEGASOFT のテキストエディタ MIFES for Windows Ver.5.0 が届きました。

     前バージョンである MIFES for Windows Ver.3.0 や Windows NT 用の Ver.4.0 の設定ファイルがそのまま引き継げたので移行は簡単でした。

     ちと画面がちっこいのでわかりにくいと思いますが、標準の設定はこ〜んな感じなんです。DOS 時代のMIFESブルーと呼ばれていた配色を引き継いでいますが、今時の Windowsアプリケーションらしくツールバーやアイコンなんかもそれなりに派手に配置されています。ちなみに、ルックスは色々な設定が用意されていて簡単に変更できます。

     これに対してうちの MIFES for Windows はこ〜んな感じにカスタマイズされています。見た目、背景の黒いメモ帳(notepad)です。
     しかもこうカスタマイズしていると前バージョンから何も変わった点がないような…。気がつくのは左肩のアイコンが変わったのと、ファイラのディレクトリ表示に色がついたくらいで。なんのためにバージョンアップしたんだろ。
     大幅に機能変更されて従来の設定が引き継げないとなると、そのほうが困るので助かるのですが。印刷機能やら文書整形機能やらちょろちょろと新しい機能はついているようなんで、そのうち試してみようと思います。

    ***

     タナボタで入手できた Celebris 590 にインストールする Linux のディストリビューションは Plamo Linux にしました( 関連記事)。
     Vine Linux とか Turbo Linux とか RedHat Linux とかは RPM というパッケージシステムでソフトのインストールやらアップグレードは楽そうなんですが。うちで最初に使った Linux がパッケージの管理なんてないに等しい Slackware だったせいかソースで入手して自分でコンパイルしてインストールしたほうが性に合うようです。
     というわけで、Slackware をベースに日本環境が追加された Plamo Linux をインストールすることにしました。
     とりあえず、起動するところまではインストールは完了したのですが、本格稼動するには以前のマシンから色々と環境を移行しなければならないので、まだ時間はかかりそうです。

    【参考資料】

    MEGASOFT

    http://www.megasoft.co.jp/

    ○Plamo Linux

    http://www.linet.gr.jp/~kojima/Plamo/

    最近見たパソコン雑誌/書籍



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