2005.01 System update notes
-- 2005年01月のシステム・アップデート・ノート
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2005.01.31 今月のアフターフォロー(2005-01)
2005.01.12 リムーバブルHDD用カートリッジ故障・復活・応用


2005.01.31 今月のアフターフォロー(2005-01)
 九州で使っているサーバが4年くらい経過して古くなってきたので(関連記事)、来月あたり九州に帰って交換してくるつもりです。
 ハードディスクだけは2年を目安に交換していましたが(関連記事)、CPUがCeleron 366MHzのままでは心もとないのでマシンまるごと交換するつもりです。

 九州のサーバはハードウェアよりもOSやソフトウェア環境を新しくしたいのですが、九州ではなかなか作業が進まないので、こっち(東京)で作業してから九州に送るつもりです。

 サーバのハードディスクは昨年購入しておいた日立グローバルストレージテクノロジーズ Deskstar 7K80 HDS728080PLAT20(80GB, Ultra ATA/133, 7200rpm, Buffer 2MB)を使いましたが(関連記事)、こっち(東京)のサーバ(intruder III)のハードディスクもIBM IC35L080AVVA07 (80EGB)から同じHDS728080PLAT20に交換しておきました。

***

 通信販売でハードディスクを注文しているときに、NETGEAR のGbE PCカード GA511 が出ていたので、なんとなく買ってみました。

NETGEAR GA511
NETGEAR GbE PCカード GA511

 PCカードというかノートパソコンでGbEを使う必要はまったくないのですが、なんとなく買っておきました。
 いまどきのPCはLAN機能は最初からついていますし、おそらく次にノートパソコンを買うときは最初からGbEに対応している機種を選びます。
 もうPCカード型のLANカードそのものが必要ないのですが、そうなると逆に欲しいと思ったときに手に入らない可能性もあるので、ひとつ抑えておくことにしました。

 それと、通販で買ったハードディスクというのは MAXTOR DiamondMax 10 6B200P0 (200GB) と日立グローバルストレージテクノロジーズ Deskstar 7K250 HDS722512VLAT80 (120GB) です。それぞれ2台づつ買いました。


【参考資料】

NETGEAR

http://www.netgearinc.co.jp/

Maxtor

http://www.maxtor.com/

日立グローバルストレージテクノロジーズ

http://www.hgst.com/

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2005.01.12 リムーバブルHDD用カートリッジ故障・復活・応用
 昨年末のことですが、リムーバブル ハードディスクのカートリッジに入れたIDEハードディスクを認識しなくなりました。
 カートリッジを他のものと交換すると認識するので、カートリッジに問題があるようです。

リムーバブル ハードディスク カートリッジ
カートリッジ内のフラットケーブルの不良で使えなくなった

 調べると原因は簡単で、カートリッジでハードディスクを接続しているフラットケーブルが断線したか接触不良を起こしたようです。
 ATA/33時代までの40芯 フラットケーブルは多少乱暴に扱ってもけっこう大丈夫でしたが、80芯のフラットケーブルはひねったりすると簡単に不良化してしまうようです。
 特にコネクタを取り外すときに、コネクタ部ではなくケーブルを引っ張ってしまうと、やばそうです。

 こんなこともあろうかと予備のリムーバブル ハードディスク ケースを昨年まとめて調達してあったので、1つや2つカートリッジが使えなくなってもどうということはありません(関連記事)。  ATA/33時代のものを含めると、カートリッジは40〜50台くらいあります(正確な数は数えていないのでわかりませんが)
 しかし、ATA/66対応以降の放熱性の高いアルミ製カートリッジは虎の子で、1つとはいえ使えなくなるのは痛手です(後で調べたら、もう1つも壊れていた)
 断線したカートリッジ内のフラットケーブルは単に短いだけで、普通のIDEケーブルです。カートリッジによってはケーブルが基板に直付けされていますが、今回故障したカートリッジでは簡単に基板側も抜き差しできる普通のコネクタになっていました。
 つまり、7〜10cm程度の短いフラットケーブルがあれば、簡単に修理・復活します。

 おそらく、メーカ側も80芯ケーブルが断線しやすいのはわかっていて、簡単に交換できるようにしてあるのだと思います。
 メーカに連絡すれば補修パーツとして手に入るような気もしますが、こんなケーブル1本のためにそこまでするのも面倒です。7〜10cm程度のフラットケーブルが単品で売ってあれば一番早いのですが、見たことありません。40芯なら自作するのも簡単なのですが、80芯はちょっと面倒そうです。

リムーバブル ハードディスク カートリッジ
7〜10cm程度の短いフラットケーブルがあれば簡単に修理できるが、今回はコネクタ部分をまるごと交換した

 もう2〜3台ぶっ壊れたら、まとめてメーカに頼んでみようと思いますが、今回のところは別の方法で修理してみました。

 修理といっても、コネクタ部分を別のカートリッジのものとまるごと交換しただけですが(左写真)。本当は短いフラットケーブルだけ交換するだけでいいのですけど、何台かのカートリッジでコネクタ部分を交換したので、そんなふうになってしまいました。

 これで最初に壊れたアルミ製カートリッジは復活しましたが、交換されたプススチック製フレームのカートリッジは壊れたままです。
 それではもったいないので、少し加工して復活させました。

 7〜10cm程度のフラットケーブルはどこで入手できるのかよくわからなかったのですが、数10cmの普通のフラットケーブルならいくらでも手に入ります。
 それで、カートリッジの全面にドリルで穴開けて、フラットケーブルと電源ケーブルを延長してみました。それが下の写真のブツです。


リムーバブル ハードディスク カートリッジ
見てくれは悪いですが、頻繁にハードディスクを交換するときは便利です


リムーバブル ハードディスク カートリッジ
フラットケーブルと電源ケーブルを延長して外に出す

 使うときは、右側の写真のようにハードディスクを外に出してむき出しで使います。

 知り合いがマザーボードからのフラットケーブルと電源ケーブルをケースの外に引っ張り出して使っていると聞いていたので、アイデアとしては目新たしいものではありません。しかし、リムーバブル ケースと組み合わせることで、カートリッジを交換するだけで対応できるようになりました。普段はちゃんとしたカートリッジを使えばいいし、ハードディスクをカートリッジに入れるまでもない一時的な利用にはこれが早くて簡単で便利です。
 使用する材料は普通のフラットケーブルと電源延長ケーブルだけです。
 S.M.A.R.T.情報をモニタしていると(関連記事)UDMA CRC Errorが盛大に出ているPCがあるので、こんなことすると更にケーブル/コネクタの品質的にはよくないのでしょうけど便利は便利です。

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