1998.11 System update notes
-- 1998年11月のシステム・アップデート・ノート
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このページの記事一覧
1998.11.30 Microsoft エンカルタ 総合大百科 99 購入
1998.11.28 Write DVD! 1.2.3 アップデート
1998.11.26 ミュージックCDデザイナーで WAVEファイル作成
1998.11.24 ミュージックCDデザイナー、ノートン感謝パック 購入
1998.11.20 マウス交換でトラブル!?
1998.11.18 ビデオキャプチャ用 AV機器のセッティング
1998.11.16 ビデオキャプチャで遊ぶ
1998.11.14 GV-VCPドライバアップデート、8.4Gハードディスク増設
1998.11.10 AIWA infortainment 466V2 アップグレード計画
1998.11.09 Netscape Communicator 4.5 日本語版インストール
1998.11.08 Caldera NetWare for Linux (2)
1998.11.07 DVD-ROMドライブ DVD-U01 & SB AWE64 セットアップ
1998.11.06 ビデオキャプチャカード&パソコンビデオ購入
1998.11.04 Caldera NeteWare for Linux インストール

1998.11.30  Microsoft エンカルタ 総合大百科 99 購入

 Microsoft の百科事典ソフト 『Microsoft エンカルタ 総合大百科 99 』のアップグレード版を購入してきました。

 エンカルタ 総合大百科 99 (ENCARTA Reference Suite) は エンカルタ 百科事典 99 (ENCARTA Encylcopedia)と エンカルタ 百科地球儀 99 (ENCARTA World Atlas) がパックになっていて CD-ROM 4枚組で提供されています。

 まずは エンカルタ 百科事典 99 をインストールしてみました。98年度版のエンカルタ 98 をインストールしたときはネットワーク接続された CD-ROM ドライブ上から使うのにちょっと苦労しましたが、今回はツボがわかっていたので、さっそくレジストリをいじっておきました( 関連記事)。

 エンカルタ 百科地球儀 99 はどうでもよかったのですが、せっかく付いてきたのでとりあえずはインストールすることにしました。ちょっといやだったのは エンカルタ 百科地球儀 99 といっしょに Internet Explorer 4.0 SP1 までインストールされてしまったことです。しかし、既に Internet Explorer 4.0Outlook 98 をインストールしたときにいっしょに入ってしまっているのでしようがないとあきらめています( 関連記事 関連記事)。(うちの Windows NT 4.0マシンでは)Internet Explorer 4.0 はまったく使っていないのに、こんな風にいつのまにかインストールされてアップグレードされてしまいます。
 それはともかく、エンカルタ 百科地球儀 99 のインストールも終わっていざ実行しようとすると、ネットワークドライブからは設定できないとかいうエラーが出て起動できません。使わない Internet Explorer 4.0 までインストールされて激しく後悔しましたが、レジストリいじって関連するパスを書き換えたらあっさり起動して使えました。

 そういえば、エンカルタ 総合大百科 99 には DVD-ROM 版も用意されているようです。DVD-ROM版だと1枚で済むのでCD-ROM版のように入れ替えが必要ないのは魅力かもしれませんが、うちは連装CD-ROMドライブがあるので CD-ROM 4枚組でも入れ替えなしで使えます。また、うちにはDVD-ROMドライブは1台しかないで(DVD-RAMドライブもカウントしたら2台だけど)、CD-ROM版でいいやということになりました。

***

 うちで使っている ASUS 社のマザーボード P/I-P55PT4NP/I-P6NP5 の最新 BIOS イメージが公開されているのですが、リリースを見ても何が変わったのかようわかりません。
 一応ダウンロードはしたのですが、ちと不安なんでアップデートは保留しています。
 8.4Gバイトを超える容量のハードディスクに対応しているとうれしいのだけど。

1998.12.09 追記
 P/I-P55PT4NP/I-P6NP5 の新しい BIOS は拡張INT13 にも対応して 8.4Gバイトを超える容量のハードディスクも使えました( 関連記事)。

【参考資料】

Microsoft

http://www.microsoft.com/

 「Microsoft(R) Encarta(R)」99年度版 百科シリーズ3製品を11月6日(金)発売

http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/1014enc.htm

本日見たパソコン雑誌/書籍

Inside Windows 1999-1 (ソフトバンク

  • 特集 Visual Basic 6.0/Visual C++ 6.0/Borland Delphi 4
    最新機能はこう使え!



  • 1998.11.28  Write DVD! 1.2.3 アップデート

     DVD-RAMドライブ用のドライバソフト Write DVD! (開発:Software Architects)がバージョン 1.2.3 にアップデートされたようなんで、ダウンロードして組み込んでみました。
     ひとつ前の 1.2.2 から FAT32 にも対応したみたいで、DVD-RAM を FAT32 でフォーマットして使えるようになりました。
     FAT16 は 2Gバイトまでしか使えないので外すとして、FAT32 と UDF とどっちで使ったほうがいいのか。大きなファイルを格納するのなら UDF フォーマットのほうがよさそうな気がするのですが、細かいファイルをたくさん格納するのなら FAT32 フォーマットのほうが性能や効率はいいのかもしれません。

     MEGASOFTの音楽CD作成用ソフト『ミュージックCDデザイナー』ですが、あの後も色々といじっています( 関連記事)。
     無音検出で思ったように分割できなかったのは、ノイズ除去をかますと一応はうまくいきました。ただ、WAVEファイルが 450Mバイトもあると、ノイズ除去処理にとてつもなく時間がかかります(処理が終わるまで待つより手動で分割したほうが速い)。やっぱり、無音検出の感度設定が欲しいところです。

    【参考資料】

    Software Architects

    http://www.softarch.com/

     Write DVD! ダウンロードフォーム

    http://www.softarch.com/us/dvd/wdvd_form-j.html

    MEGASOFT

    http://www.megasoft.co.jp/

    本日見たパソコン雑誌/書籍

    DOS/V magazine 1998-12/15 (ソフトバンク

  • 【特集】歳末商戦,狙うは旬のパーツ!!
    疾風,怒濤のPCパーツセンター'99
  • 【小特集】最新アクセラレータの鍛え方
    禁断の3Dビデオ極限チューニング
    TNT,Banshee,Voodoo2,G200はどこまで早くなる!?
  • 連載:PC UNIX 登竜門
    ノートPCにPlamo Linuxを
  • インターフェース 1999-1 (CQ出版社

  • 特集
    Windows CEの徹底研究



  • 1998.11.26  ミュージックCDデザイナーで WAVEファイル作成

     MEGASOFTの音楽CD作成用ソフト『ミュージックCDデザイナー』を使ってむかぁ〜〜しのカセットテープでしか残っていない曲を CD 化しようと試してみました。

     ミュージックCDデザイナー は連続録音したデータから無音部分から曲を分割する機能もあるし、曲の前後の無音部分も自動的にカットしてくれる機能もあるしで簡単だろうと思っていましたが…。
     細かい点が間抜けだし、肝心な点も間抜けでした。

     それは後で説明するとして、ミュージックCDデザイナー は 11月20日に発売されたばかりというのはアップデート差分が出ているようで、とりあえず MEGASOFT のサイトからダウンロードして Ver.1.00 → Ver.1.02 にアップデートしておきました。

     で、何がタコかというと、ライン入力やマイク入力からの録音が、Cドライブ(正確には Windowsフォルダみたいだけど)の空き容量に左右されてしまう点です。環境設定で作業フォルダを任意のドライブ/フォルダに指定できるですが、録音だけは何が何でもCドライブを使うようです。たとえばカセットテープ1本分を連続録音するのにCドライブには600Mバイトの空きが必要になります。うちの Windows 95/98 マシンはCドライブに必要最小限の空き容量だけ確保してコンパクトにしてあるので、Cドライブに 600Mバイトも空きのあるマシンは1台もありません。
     というわけで、カセットテープから録音するツールとしては(うちでは)使えないことがわかりました。
     ちなみに、MEGASOFT の サポート webページには「作業フォルダに十分な空き容量があるにもかかわらず録音が途中で停止する。」という問題の解答に「Windowsのシステムフォルダのあるドライブの空き容量を増やしてください。」と書いてあるので、録音はCドライブ以外のドライブに保存することは考えていないようです。

     でも録音だけ別のツールでやればいいので、とりあえずツールでカセットテープ1本分で45分、約450MバイトのWAVEファイルを作成しました。
     この WAVEファイルからトラック毎に分割するわけですが、これがまた使えない…。
     無音部分を検出する感度が変更できないので、無音部分に断続的にノイズが入っていると検出してくれません。結局、無音部分として検出できたのはA面とB面のサイド切り替えの個所だけ。
     まぁこれは WAVEデータの品質が悪いのだから仕方ないと手動で分割することにしました。しかしこの表示される波形のダイアログサイズが 655×427ドット固定で変更できない(再生に合わせて波形画面がスクロールするのでその処理速度を稼ぐのにサイズを固定しているのかもしれませんが)。波形表示はより多くの情報が表示できたほうが便利に決まっています。こういうときにためにうちは 1600×1200ドットを標準にして 21インチディスプレイを使っているというのに画面の4分の1にもみたない領域でしか作業できません。

     分割に限らないのですがミュージックCDデザイナーにはスクロールバーやスライダを使って演奏開始ポイントを指定するという機能がないので、曲の途中を聞くのが大変です。曲を分割するのにその前後を聞きたいと思ってもなかなか簡単にはいきません。一応、分割ポイントを設定すれば、そこからは演奏できるけど、その直前は聞けないのね。

     それでも、なんとか曲の分割は手動でやりました。
     あとは曲の前後の無音部分をカットすれば終わりです。曲を分割するときには感度調節ができなくて無音部分を検出できなかったのでもしやと思いましたが、無音カットは一度実行して無音部分を検出できなかったときは感度を上げて再実行できるようです。曲の分割でもこれをやればいいのになんでしない?(そうか、1箇所だけ検出できたから感度アップしないのか?)
     ともかく、無音部分のカットは使えそうなんで、残りの曲をまとめて無音カットしようと指定したら、1曲毎に(通常の感度で)無音検出 → 失敗 → 感度アップの確認ダイアログ → 感度アップして無音検出 という作業を繰り返します。確認ダイアログが標示されるたびに OK ボタンをクリックしなければならないのでとっても面倒です。

     というわけで、とりあえずの要望は、

  • Cドライブ以外に録音できるようにして欲しい
  • 無音検出の感度を設定できるようにして欲しい
  • 演奏ポイントを指定できるスライダを付けて欲しい
  • 波形表示はダイアログサイズを変更できるようにして欲しい
  • という点です。

     付け加えておくと、CD からデジタルデータとして波形を読み込んだり、CD-R に焼く機能はまだ試していません。というか、うちの CD-Rドライブ(Panasonic LK-RW602)は対応していないので、そもそも使えません。それと、ラベルやジャケットをデザインして作成する機能も使っていないのでどんなもんだかわかりません。
     CD-R ドライブが対応していないのは最初からわかっていたし、ラベルやジャケットのデザインも当面は使うことはないでしょう。
     僕が期待していたのは、最初の説明したようにカットテープの曲をすべて連続録音して、曲毎に分割した WAVEファイルをなるべく簡単に作るという点だったのですが。

     しかし、まったく使い物にならないというレベルでもないのもうちょっと使ってみようと思います。

    ***

     FAT32 にも対応した DVD-RAM ドライバ、Write DVD! 1.2.3 が公開されたようですが、サーバーが込んでいるのかダウンロードできません。
     以前もそんな状況だったような記憶がるあるので、また後で試してみようと思います。

    【参考資料】

    MEGASOFT

    http://www.megasoft.co.jp/



    1998.11.24  ミュージックCDデザイナー、ノートン感謝パック 購入

     MEGASOFTから発売された音楽CD作成用ソフト『ミュージックCDデザイナー』を買いに秋葉原に行ってきました。ついでに SYMANTEC からノートンユーティリティ15周年記念ということで限定 15,000本で発売されているノートン感謝パックとかいうのが出ていたので買ってみました。

     ノートン感謝パックNORTON Utilities 3.0NORTON AntiVirus 5.0NORTON Mobile Essentials の3本のソフトがパックされて個々に購入するよりもお徳というものです。個別に購入するとそれぞれ 11,800円、6,500円、9,800円で 計 28,100円になりますが、ノートン感謝パックは 13,800円です(価格はすべて税別標準価格)。NORTON Utilities は確かに有名なユーティリティソフトですが、これまで僕は使ったことはありませんでした。しかし、NORTON AntiVirus といっしょでこの値段ならまぁいいかとこのさい買ってみました。

     もひとつついでに ジェイアール東日本企画から発売された JRトラベルナビゲータ というのも買ってみました。JRトラベルナビゲータヴァル研究所駅すぱあとジョルダン乗換案内と似たような電車路線、運賃、乗換駅を検索できるソフトです。JRトラベルナビゲータ は標準価格 3,800円と破格に安かったので試しに買ってみました(でも、年間サポート契約料 10,500円という記述があるけど)。

    【参考資料】

    MEGASOFT

    http://www.megasoft.co.jp/

    SYMANTEC (us)

    http://www.symantec.com/

    SYMANTEC (japan)

    http://www.symantec.co.jp/

    ジェイアール東日本企画 JRトラベルナビゲーター

    http://www.jnavi.ne.jp/

    ヴァル研究所

    http://www.val.co.jp/

    ジョルダン

    http://www.jorudan.co.jp/

    本日見たパソコン雑誌/書籍

     Windows NT World 誌の覆面記者 井戸端座談会に書かれていたけど、Microsoft が Windows NT 5.0 から Windows 2000 に改名すると、NT雑誌の誌名はどうなるのかな?

    Linux Japan 1999-1 (レーザー5出版局秀和システム

  • 特集 Linux の可能性
    Linux vs. Windows NT
  • Hello! PC 1998-12/8 (ソフトバンク

  • 実売30万円以下ノートブックPC 21機種
    A4サイズフルスペックノートからB5・A5サイズサブノートまで
    実売30万円以下の21機種を選びコストパフォーマンスを検証
  • IE 5.0日本語ベータ版の新機能を解説
  • RIVA TNTチップ搭載グラフィックスカード8製品
  • Windows NT World 1999-1 (IDGコミュニケーションズ

  • 特集
    NTセキュリティテクニック完全ガイド
    最強のNT環境を構築する! NT 管理者必見の30ステップ
  • 特集
    Webアプリケーションの最新テクニック
    企業システムはXMLで変わる!!



  • 1998.11.20  マウス交換でトラブル!?

     ここに書くほどのネタではないのですけど、先日マザーボードを交換した AIWA infortainment 466V2 のマウスを交換しました。
     今までは本体に付属していたマウスを使っていました。これまでは特に不満はなかったのですが、マザーボードを交換して CPUをパワーアップして使えるかなりマシンになったとたんにホイールがないと不便と感じるようになり、ホイール付マウスを付けてみました。マウスは Acer のバルク品ですけど、ものは Logitech(日本法人はロジクール) の FirstMouse+ のようです。添付されていたドライバも MouseWare で、Logitech のマウスに添付されているドライバとまったく同じです。

     右の写真は左がこれまで使っていた AIWA のマウスで、右が新しく付けた Acer のマウスです。
     ホイールもついてこれで操作も快適になると思ったらマウスポインタがまったく動いてくれません。最初はちょいとあせりましたが、原因は机でした。マウスを置いて使っている机は薄いスチールでして、ちょいと凹型に湾曲しています。このためマウス底面のボールが接地しなくて回転しないようです。これまで使っていた AIWA のマウスは比較的コンパクトだったので多少机が湾曲していても問題なく使えていたのですが、2〜3cm大きくなっただけでダメみたいです。

     マウスパッドを置いても薄いペラペラのものだと机に沿って湾曲してしまうので効果ありません。
     ただ、机の下にもう一段キーボードを置くための台が設置してありまして、ちょっと狭いのですがマウスはそこに置いて使っています。

    【参考資料】

    Acer

    http://www.acer.com/

    Acer (japan)

    http://www.acer.co.jp/

    Logitech

    http://www.logitech.com/

    ロジクール

    http://www.logicool.co.jp/



    本日見たパソコン雑誌/書籍

     ここんとこ、MP3 を紹介する書籍や雑誌が増えてきたような気がします。
     米国で Diamond Multimedia の 携帯 MP3プレーヤの Rio を発売しようとしたところ米レコード協会(RIAA)が販売差し止めを要求していた問題は、一応は却下されました。販売差し止めを要求が却下されたことで、少なくとも個人で楽しむ分には MP3 は法律違反ではないことが明確になって、パソコン雑誌なんかでも紹介しやすくなったのかな。
     結果的に米レコード協会(RIAA)が行った販売差し止め要求は MP3 のいい宣伝になったような気がします。

    月刊アスキー 1998-12 (アスキー

  • 特集1 400NHzが20万円台!今買わずにドーする
    '98冬 パソコンの買い方
  • 特集2 技術解説から徹底対決まで
    プリンタ完全購入法
  • 特集3 あなたも自宅でできる
    パソコンで稼ごう講座
  • 特集4 Voice一太郎,PostPet,他
    Win98アプリ28連発
  • 特別企画
    超スリム液晶マシン投入で見えた
    NECはいま何を考えているのか
    ゲーム雑誌が書かないDreamcast
    デジタルカメラ活用講座
    Windows2000最強情報
  • 特別付録
    平凡社のNo.1 百科事典 CD-ROM 第2版
    世界大百科事典 体験版
    本文・画像フル収録
  • C MAGAZINE 1998-12 (ソフトバンク

  • 特集: Wavelet 最新信号解析技術の理論と実践
  • PC Computing 1998-12 (ソフトバンク

  • PCComputing2周年記念特別企画
    加速するユーザビリティへの意識改革
  • 特集1:完全保存版
    自作PC・裏マニュアル「超入門編」
  • 特集2:業界標準3Dベンチマーク
    3D WinBench98の華麗なる世界
  • 特集3:プロバイダを乗り換えよう
    斬!プロバイダ
  • 特別企画:ベンチマークで選ぶ
    あなたに最適なMP3ツール

    MP3ツール大全集
  • サウンドIブCンターネットのすべて エーアイムック212エーアイ出版

  • インターネットから入るデジタルIーディオの世界
  • 付属CD-ROMでインターネット音楽を聴いてみよう!
  • インターネット音楽を手にいれよう
  • インターネット音楽をモバイルで聴く
  • ハイクォリティな音を聴くための製品ガイド
  • 予算コース別「こうすれば音質はよくなる」
  • サウンドファイルを編集するテクニック



  • 1998.11.18  ビデオキャプチャ用 AV機器のセッティング

     ビデオキャプチャができるようになったついでにパソコン部屋の AV機器を久しぶりにいじりました。
     うちの AV機器は10年間くらいほとんど変化していないので、機材も10〜15年前の年代ものばかりです。

     右の写真はうちのビデオキャプチャ AV機器の一部です。左側のラックの上に積んでいるのは上から レコードプレーヤ AIWA LX-7(10年以上通電したことないし、レコードなんて残ってたっけ?)、Wカセットテープデッキ KENWOOD KX-969 (片方のデッキは死亡)で、その右横にあるのがβビデオデッキ SL-B5 (モノラルでしか再生できなくなったけど一応生きているし、これに接続して使うビデオカメラもある)です。ラックの中のあるのが上からVHSビデオデッキ MITSUBISHI HV-PC1 関連記事)、AVセレクタ VICTOR JX-V10、アンプ ONKYO A-3900 で、その下に段には据え置きCDプレーヤ SONY CDP-X33EP あります(写真には映っていないけどその下は 24ドットカラープリンタがある。 システム&マシンルーム・スナップショット の一番下の写真につながっています)。右側のパソコンは先日マザーボードを交換した AIWA infortainemt 466V2 です( 関連記事)。この infortainemt 466V2 は TV/ビデオモニタになっています。

     モニタはこれ以外に 4インチ液晶ディスプレイモニタがあって 21インチディスプレイの上にのっけてあります(右の写真)。この 4インチ液晶ディスプレイモニタがキャプチャ時の確認用のモニタになります(やっと活躍する日がきた。 関連記事)。他にもこの部屋には 13インチモニタ SONY KX-13HG1 があるのですが、電源事情とケーブル不足により機能していません。ちなみに、この部屋にはパソコン用とビデオ用を合わせて(ノートパソコンを除いて)8台のディスプレイモニタが設置されています。

     しかし、これらの機器用にリモコンがたくさんあって、操作が面倒臭いので学習リモコンを使ってリモコンひとつで操作できるようにまとめました。左の写真がそれらのリモコンですが、一番左が学習リモコンで順に infortainment 466V2 用、ビデオデッキ用、AVセレクタ用、エアコン用のリモコンです。リモコンはまだまだたくさんあるのですが、この部屋でよく使うのはこんなものです。
     学習リモコンはAVアンプ Pioneer VSA-700 の付属品なんですが、アンプ本体はとっくの昔にお亡くなりになって、リモコンだけが生き残っています。もともとこの学習リモコンが欲しくて AVアンプを買ったようなものなんでアンプは死んでも困ることはないのですが。

     しかし、この学習リモコンは68個のボタンがあって、大半のボタンは学習させることが可能です。各ボタンは AUDIO/VIDEO/AUX の3つのモードに切り替わり、さらに一部のボタンは DAT/TAPE用に切り替え可能で、合計で 151種類の機能を学習させることができます。68個のボタンで 151種類の操作を行うわけですから、ひとつのボタンに2〜3つの機能を割り当てることになります。AUDIO/VIDEO/AUX/DAT/TAPEといったモードはそう名前が付いているだけで、自由にボタン機能の割り当ては可能です。でたらめに機能を割り当てたり、モードの切り替えを間違えて操作すると、わけわからない状態になります。割り当てた機能を確認するのは、ボタンを押してみて操作するしかありませんし。
     以前はエアコンの操作も学習リモコンに割り当てていて、モードの切り替えを間違えてTVのボリュームをアップしたつもりが、エアコンの温度設定を上げていた…、なんてこともよくありました。
     そんなこんなで、なんでもかんでも学習リモコンに割り当てすると色々と危険なので、最近は普段よく使う必要な機能だけを割り当てて使うようにしています。ビデオやテープの録音/録画関連の機能も操作を間違えるとやばいので、それらの機能も割り当てはしていません。


    本日見たパソコン雑誌/書籍

     一瞬、月刊アスキーを買い忘れたと思ったのだけど、発売日が 19日になっていた。

    I/O 1998-12 (工学社

  • 特集 年賀状作りのワンポイント
  • Software Design 1998-12 (技術評論社

  • 特集:はじめての Plamo Linux
  • 第2特集:今から始めるインターネットセキュリティ
  • UNIX MAGAZINE 1998-12 (アスキー

  • sendmail.cf の基本構造
  • Linux でリラックス
    Linux ブートローダ -- LILO
  • MSJ No.58 (アスキー

  • 特集1 インサイド Windows 2000
  • 特集2 Visual C++ 6.0 入門
  • DDJ 1998-12 (翔泳社

  • 特集1「グラフィックスプログラミング最前線」
  • 特集2「エンタープライズへ向かうVisual Studio 6.0」
  • Keyboard magazine 1998-12 (リットーミュージック

  • 坂本龍一
    最新作「BTTB」&ソロ・アルバムの歴史を語る
  • Sound & Recording 1998-12 (リットーミュージック

  • 特集 Cubase VSTのすべて



  • 1998.11.16  ビデオキャプチャで遊ぶ

     I・O DATA のローコスト高画質ビデオキャプチャボード GV-VCP/PCI を購入してから、ビデオキャプチャして遊んでいます( 関連記事-1 関連記事-2 関連記事-3)。

     しかし、動画データを圧縮しないでベタで格納するとデータサイズがとんでもなくでかくなります。そのため、Panasonic の DVD-RAMドライブ LF-D100J にソフトウェアだけでリアルタイムにデータを圧縮してビデオキャプチャできる MPEG1 Corder が添付されていて、今のところこいつを使って遊んでいます。

     それでいくつかキャプチャしていてわかったのですが、やはりハードディスクの速度が重要みたいです。しかも、ただ速いだけではダメで、ハードディスクをアクセス中に他の処理を止めてしまうようでは滑らかな動画は作成できません。

     先日、ビデオキャプチャ用に 8.4Gバイトの IDEハードディスクを増設しましたが、ハードディスクコントローラのドライバをバスマスタ対応のものを使い DMA転送するとファイル転送速度はリード/ライト共に 8M〜10Mバイト/秒くらい出ます。しかし、この状態ではまともなビデオキャプチャはできません。バスを奪い合っているのか、ハードディスクアクセス中に他の処理がとまってしまうかわかりませんが、キャプチャが中断されてしまいます。
     ハードディスクの DMA転送を使わないようにするとファイル転送速度は半分の 4.5M〜5.0Mバイト/秒になりますが、こっちのほうが安定してキャプチャできます。
     まともにキャプチャできないのは、チップやハードディスクコントローラ、あるいはドライバの出来にもよるのでしょうが、とにかくいくらハードディスクの読み書きが速くても安定しなければ意味はありません。

     また、僕が作ろうとしている MPEG-1 動画ではそんなに高速なデータ転送速度は必要ありません。VHS 3倍モード程度の画質ならデータ転送速度は 1.0Mバイト/秒もあれば十分です(実際にはその半分もいらない)。
     DVD-RAMの書き込み速度はおよそ 0.7Mバイト/秒程度ですが( 関連記事)、これにビデオキャプチした動画データをダイレクトに格納しても、ほとんど問題ありませんでした。画像と音声が多少ずれてしまうようですが、環境によっては 0.7Mバイト/秒の書きこみ速度でも十分使えるということです。
     IDE ハードディスクの DMA転送を使ったときは DVD-RAM の 10倍を超える 8Mバイト/秒の速度が得られますが、先ほども説明したようにこの環境ではまともな動画は作成できませんでした。

     それと、キャプチャしたデータを格納するハードディスクの論理フォーマットは FAT32 よりも FAT16 のほうが速くて安定するようです。
     これまで 8.4Gバイトのハードディスクを半分して約 4Gバイトの FAT32 パーティションを2つ作成していましたが、一方を容量 2Gバイトの FAT16パーティションにして、残りの約 6Gバイトを FAT32パーティションとしました。
     Windows 95/98 では 2Gバイト以上のファイルは作成できないので、ビデオキャプチャしたデータを格納するパーティションは 2Gバイトの FAT16パーティションで十分です。

     これだけ簡単に MPEG-1 動画が作成できるのなら CD-R と組み合わせて Video CD も簡単に作れるのではないかと考えたのですが、そう簡単にはいかないようです。
     問題点は2つありまして、1つはVideo CD に対応したCD-Rライティングソフトが必要な点と、もう1つは Video CD に完全に対応した MPEG-1 動画データを作成する必要がある点です。
     CD-Rライティングソフトのほうは単に調達してくればいいのですが、問題は MPEG-1 動画の形式です。Video CD の動画データは、

    映像
    352×240ドット
    29.97フレーム/秒
    音声
    44.1KHz
    16ビット、ステレオ
    MPEG-1 Audio Layer II 圧縮
    で作成する必要があるのですが、MPEG1 Corder は 320×240ドットでしかキャプチャできない(160×120ドット、640×480ドットもあるけど)。フレームレートや音声のほうはちゃんと設定できるのですが、MPEG-1 標準規格サイズ 352×240ドットが使えないのでどうしようもありません。
     Video CD 用に変換するのは(ソフトがあれば)可能なんでしょうけど、せっかくリアルタイムに MPEG-1 動画が作れるのに…。

     いずれにせよ手持ちのソフトだけでは Video CD は作れないし、パソコンで再生するのなら Video CD にする必要はないの当面は MPEG ファイルのまま CD-R に焼いておくことにします。

    【参考資料】

    I・O DATA

    http://www.iodata.co.jp/

    Panasonic

    http://www.panasonic.co.jp/

    本日見たパソコン雑誌/書籍

     今日からこういうコーナーを作ってみました。いつまで続くかわかんないけど。
     この時期、パソコン雑誌はどこかしも年賀状に関連した特集ばかり。

    DOS/V magazine 1998-12/1 (ソフトバンク

  • 【特集1】 [定番ハード] マザー、3Dビデオ、サウンド、HDD、SCSIカード
     ライバル対決五番勝負!
  • 【特集2】 最新ネットワーク機器を理解する
     100Base時代のLANカードとハブ



  • 1998.11.14  GV-VCPドライバアップデート、8.4Gハードディスク増設

     I・O DATA のローコスト高画質ビデオキャプチャボード GV-VCP/PCI 用の新しいドライバ Ver.1.20 が登録されたようなんで、ダウンロードしてアップグレードしておきました( 関連記事-1 関連記事-2)。

     今日はビデオキャプチャ用に 8.4G バイトの IDEハードディスクも増設しました。増設したハードディスクは IBMDTTA-350840 ですが、これは AIWA infortainment 466V2 アップグレード用のマザーボードを調達した日にいっしょに購入していたものです( 関連記事)。

     ハードディスクを増設したことでドライブレターが変わってしまうのに多少、てこずりましたが PartitionMagic (開発: PowerQuest、販売: ネットジャパン)でパーティションを切りなおすことで解決できました。
     Primary Master に接続している 2.1Gバイトのハードディスクは 8.4Gバイトハードディスクを増設前は次のようにパーティションを切っていました。

      Primary Master 2.1G:
      パーティション容量
      FAT16 (C:) 基本 700M
      FAT32 (D:) 基本 1300M

     これに 8.4Gバイトのハードディスクを Primary Slave として接続して、2つの論理パーティションをFAT32 で作成しました。すると、2台のハードディスクのドライブレターは次のようになります。

      Primary Master 2.1G:
      パーティション容量
      FAT16 (C:) 基本 700M
      FAT32 (F:) 基本 1300M

      Primay Slave 8.4G:
      パーティション容量
      FAT32 (D:) 論理 4024M
      FAT32 (E:) 論理 4024M

     ようするに元々 Dドライブだった、Primary Master の2番目のパーティションが、一番後ろの Fドライブになってしまいます。このドライブが単にデータを格納しているだけなら、ドライブレターが変わっても影響はないのですが、大半のアプリケーションは Dドライブにインストールしていたのでドライブレターが変わってしまうと面倒なことが起こります。
     PartitionMagicDriveImage には OS やアプリケーションのドライブレターを変更してくれる DriveMapper というユーティリティが添付されていますが、どんのような状況でも完全にドライブレターの変更が保証されるわけではありません。
     何が何でも Dドライブのドライブレターは変えたくなかったので、PartionMagic を使って Primary Master 2番目のパーティションを基本パーティションから論理パーティションに変更しました。しかし、PartitionMagic には基本パーティションから論理パーティションに変更するような機能はないので、いったんパーティションを縮小してから新規に拡張パーティションと論理パーティションを作成してから、内容をコピーするという手順で行いました。

     これで次のような希望どおりのドライブ構成になりました。

      Primary Master 2.1G:
      パーティション容量
      FAT16 (C:) 基本 700M
      FAT32 (D:) 論理 1300M

      Primay Slave 8.4G:
      パーティション容量
      FAT32 (E:) 論理 4024M
      FAT32 (F:) 論理 4024M

     増設した 8.4Gバイトのハードディスクは、本当は1パーティションで 8.4Gバイトすべて使ってもよかったのですが、2Gバイト以上のファイルは作成できないのとビデオキャプチャした最終的なデータは DVD-RAM に保存することを考慮するとドライブが2つあったほうが何かと作業しやすいだろうと判断しました。

     しかし、PC/AT 互換機のドライフレターの割り当て方っていまいちなっとくいかないんだよなぁ。
     Windows NT だと、DOS とは無関係にドライブレターを自由に割り当てできるのですけど、Windows 95/98 はこの辺が不便なんですよね。

     この後、メインの Windows NT 環境を新しい 10Gバイトのハードディスクに移して、4.3Gバイトのハードディスクには別のマシンで使うための Windows NT 4.0 をインストールしなければなりません。

    【参考資料】

    I・O DATA

    http://www.iodata.co.jp/

     ローコスト高画質ビデオキャプチャボード GV-VCP/PCI

    http://www.iodata.co.jp/products/video/gvvcp.htm

    IBM (japan)

    http://www.ibm.co.jp/

    PowerQuest

    http://www.powerquest.com/

    ネットジャパン

    http://www.netjapan.co.jp/



    1998.11.10  AIWA infortainment 466V2 アップグレード計画

     2年前に購入した(まだたったの2年しか使っていなかったのか…) AIWA の TVパソコン、infortainment 466V2 をアップグレードするために交換用のマザーボードを購入しました。

     infortainment 466V2 は名前からわかるように CPU は 486DX 66MHz が搭載されています。うちはこれを AMD 5x86-133 に交換してこれまで使ってきました。AMD 5x86-133 を使うことで 486マシンを Pentium 75MHz 相当で使うことができるのですが、さすがに最近は厳しくなってきました。
     先日( 関連記事)、AMD の CPU、K6-2 300MHz を購入して MMX Pentium 200MHz マシンを K6-2 300MHz とアップグレードし、余った MMX Pentium 200MHz をさらに活用して Pentium 166MHzマシンを MMX Pentium 200MHz にアップグレードしました。そうすると、使われない Pentium 166MHz が残ります。僕はいったん手に入れたマシンはパーツは古くなろうが性能が劣ろうがとことん使いまわします。
     というわけで、余った Pentium 166MHz を活用すべく infortainment 466V2 用で使おうと考えたわけです。しかし、infortainment 466V2 は 486マシン、そのままではどうあがいても Pentium CPU を挿すことはできません。infortainment 466V2 はディスプレイ一体型のメーカー製パソコンですから普通のAT/ATXマザーボードを使うことはできません。しかし、infortainment 466V2 で使えるアップグレード用のマザーボードがいくつか販売されているのですが僕が調達してきたのは ラステーム・システムズUG58TX-900C というマザーボードです。
     これでばっちり余った Pentium 166MHz CPU を使えます。調達してきたマザーボードは Socket 7 系 CPU ならたいてい使えるので、もっとパワーアップしたければ AMD K6 や Cyrix 6x86 を使うことも可能です。当面、このマシンでは Pentium 166MHz もあれば十分と思いますが。

     マザーボードを交換する前に、まず DriveImage (開発: PowerQuest、販売: ネットジャパン)を使ってハードディスクの内容をバックアップしておきました。このマシンは SCSI ハードディスクからブートしているのですが( 関連記事)、マザーボードを交換したら IDE ハードディスクに戻すつもりです。
     次に本体をばらしてマザーボードを交換します。そんなに難しい作業ではないのですが、ネジが20〜30本あるし背面のコネクタ類を固定する六角ネジをとったり外したりがちょいと面倒でした。
     んで、元々のマザーボードを取っ払って、新しいマザーボードを取り付けます。ここで完全には組み立てないで、CPU とメモリだけ挿して電源を接続して動作確認します。フロピィディスクやハードディスクは接続されていないので OS はブートしないのですが、この段階でシステムが起動しないようなら問題です。
     一応はちゃんと起動して BIOSセットアップに入れたので、電源を切って残りのパーツを取り付けて組み立てます。

     ライザーカードの関係で拡張スロットは今まで ISA×3だったのが、ISA×1、PCI/ISA×1 になってしまいました。今までは、サウンドカード、SCSIホストアダプタ、ネットワークカードと使っていたのですが、2枚しかカードを挿せないのでSCSIをあきらめてサウンドカードと PCIネットワークカードという構成で使うことにしました。サウンド機能はオンボードで搭載されているのですが内蔵の CD-ROMドライブがサウンドカード(SoundBlaster)独自のインターフェースで接続されていて、フロントパネルが特殊なんで CD-ROMドライブを入れ替えるわけにもいかないのです。

     なんだかんだで作業は1時間以上かかりましたが(TV見ながらやってたからというのもあるけど)無事に Pentium 166MHz マシンとしてアップグレードできました。

     今はバックアップをとったハードディスク内容を復元している最中です。
     残りの作業としてはハードディスク内容を復元したら Windows 95 のドライバ関連を入れ替えなければならないでしょう。チップセットやディスプレイドライバが変わっていますから。

     マザーボードの交換作業やセットアップの手順は添付されているマニュアルに説明があるのですが、PC/AT機を組み立てた経験のない初心者だとちょっと難しいかもしれません(機種にもよると思いますが)。
     しかし,通常ではマザーボードの交換手段のないメーカー製のパソコンをアップグレードできますので、何が何でもケースやパーツを活用したい場合にもいいかもしれません。
     値段は Socket 7 マザーボードにしてはちょいと高いのですが、ビデオ/サンウド機能がオンボードで搭載されていることを考えたらそんなものかなと思います。

    ***

     そうこうやっているうちにハードディスクのリストアも完了し、Windows 95 のドライバの設定も終わりました。
     やっぱりというか、なんというかマザーボードの交換よりも、Windows 95 の設定のほうがてこずりました。どちらかというと単純な作業なんですけど、何度も再起動が必要なんで時間だけはやたらとかかります。

     でも無事に Windows 95 も動くようになりました。
     しかし、OSR2 でもないスッピンの Windows 95 ってサクサク動いて軽くていいなぁ。
     厳密にはアプリケーションやシステムのに処理速度等、本当にスッピンの Windows 95 が OSR2 や Windows 98 よりも速いのかというはわからないのですが、余計なアニメーションや視覚効果がないだけエクスプローラの動作が機敏なのは確かです。

    【参考資料】

    AIWA

    http://www.aiwa.co.jp/

    ラステーム・システムズ

    http://www.rasteme.co.jp/

     UG58TX アップグレードマザーボード

    http://www.rasteme.co.jp/old_hp/ug58tx.html

    PowerQuest

    http://www.powerquest.com/

    ネットジャパン

    http://www.netjapan.co.jp/



    1998.11.09  Netscape Communicator 4.5 日本語版インストール

     Netscape Communicator 4.5 日本語版が公開されたようなんで、さっそくダウンロードして(実験用のマシンに)インストールしてみました。

     ブラウザの見かけはこれまでの 4.0X とほとんど変わりません。機能的にも関連サイトを表示する Smart Browsing4.06 から既についていたので、ブラウザに限って特に目新しいものはなさそう。
     ソフトウェアの自動更新をサポートする Smart Updates とか、ネットワーク上のどこからでもユーザープロファイル情報を利用できるローミングサービスとか新しい機能もあるし、メーラーやリュースリーダーはけっこう強化されているのですが、そこらへんは(僕は)ほとんど使わないだろうし。

     しかし、Netscape は JAVA の起動が遅いのは改善するつもりはないのかな(多少は速くなっているようなんですけど)。これのせいでだいぶ損していると思うのだけど。JAVA 関連の DLL をいじったり、オプションの指定で Communicator 起動時に JAVA も同時に起動したりと、いくつか JAVA起動を速くする手法はあるみたいですけど。

     というわけで、4.06 から積極的にアップグレードする利用はないので、気が向いたらメインマシンにも Communicator 4.5 をインストールしようかと思います。

    【参考資料】

    Netscape

    http://home.jp.netscape.com/ja/

     Netscape ftp site

    ftp://ftp7.netscape.com/pub/communicator/4.5/japanese/



    1998.11.08  Caldera NetWare for Linux (2)

     先日( 関連記事)、CalderaNetWare for Linux をインストールしました。サーバーはちゃんと起動するようになったのですが、DOS クライアントがメモリ不足で実行できませんでした。

     その後、Novell から配布されている 32ビット版の NetWare Client 32 をインストールして試してみたところ、ちゃんと NetWare for Linux サーバーに接続できました。
     NetWare for Linux にも DOS用のクライアントはちゃんと収録されているのですけど、これはまだ試していません。インストールするのにフロッピィディスクを何枚も用意して作成しなけりゃならんので面倒で…。いつもは1台インストールしたら、あとはこれをコピーして環境を作ります。毎度、フロッピィディスクを用意してインストールするなんてことやってられません。
     FM TOWNS の DOS クライアントでも試してみましたが、こちらは通常の VLMクライアントでメモリ不足が起こることもなく接続できました。
     とにかく DOS クライアントとしてちゃんと使えることは確認できました。

     これで Windows NT Server から Linux に移行できるメドが立ったのですが、インストール作業やらデータの移行やら考えるとそう簡単には実行できません。サーバーを完全に移行した後で問題が発生してしまったら、また大事になってしまいます。フリーで使用できる3クライアントで本当に足りるのかという問題もあります(ライセンスは不足したら追加すりゃいいのですけど)。
     新規にサーバーマシンを立てるのなら平行して運用するのですけど、今はそんな機材の余裕はないですし。

     当面、メインのファイルサーバーは Windows NT Server のままということになりそうです。

    【参考資料】

    Caldera

    http://www.caldera.com/

    Novell (us)

    http://www.novell.com/

    Novell (japan)

    http://www.novell.co.jp/



    1998.11.07  DVD-ROMドライブ DVD-U01 & SB AWE64 セットアップ

     Pioneer のSCSI接続 DVD-ROMドライブ DVD-U01 と、クリエティブメディアのサウンドカード SoundBlaster AWE64 をセットアップしました。

     DVD-U01 は昨日( 関連記事)ビデオキャプチャカードといっしょに購入したものです。当初は Pentium Pro 搭載の Windows NT 4.0 マシン(draken)に取り付ける予定だったのですが、ふと第1世代 DVD-ROM ドライブは CD-R が読めないというのを思い出しました。DVD-ROMドライブしか接続されていないマシンにしてしまうと CD-R が読めないので問題です。
     結局、DVD-U01 は K6-2 搭載の Windows 98 マシン(mildura)で使うことになりました。このマシンには Nakamichi の ATAPI 4連装 CD-ROMドライブ MJ-4.4 が接続されていたのですが、これを取り外して代わりに DVD-U01 を取り付けました。このマシンには DVD-RAMドライブと接続されているので DVD-ROM はDVD-RAMドライブを使って読めるのですけど、DVD-ROM と DVD-RAM が同時に使えるようになったからよしとします。

     しかしこの時代、CD-R が読めないDVD-ROMドライブというのは使い勝手が悪い。

     取り外した Nakamichi の4連装CD-ROMドライブ MJ-4.4 は Pentium Pro 搭載の Windows NT 4.0マシン(draken)に接続しました。このマシンには ATAPI の8倍速CD-ROMドライブが接続されていたのですが、これと交換する形で MJ-4.4 を取り付けました。
     8倍速はうちでは一番速いCD-ROMドライブだったのですけど、結局こいつはあまりものになってしまいました。

     SoundBlaster AWE64 (バルク)は7月に購入( 関連記事)して今まで取り付けるの面倒だからほったらかしになっていました。MJ-4.4 を取り付けるのにばらしたついでに SoundBlaster AWE64 も取り付けました。

     ここのところパーツを交換・追加するたびに大トラブルが発生していましたが、今回は何のトラブルも無く順調に動作しています。

    ***

     昨日からビデオキャプチャでちょいと遊んでいるのですが、GV-VCP/PCI + MPEG1 Corder によるビデオキャプチャはなかなか快適です( 関連記事)。

     MPEGファイルとして DVD-RAM に直接保存できるので、ドライブの空き容量を気にしないでいくらでもキャプチャできます。
     映像と音声の設定は、ビデオ 320×240ドット、オーディオ 16ビット/22KHz/ステレオ、ビデオレート 2.5Mbps、オーディオレート 96Kbps でキャプチャしてみましたが、毎秒 30フレームで録画できるようです。フレームのドロップはかなりあるのでしょうけど、あまり気になりません。
     作成された MPEGファイルの大きさは 30分 で 600Mバイトといったところです。ビデオレートを 2.0Mbps に落とせば、30分で 500Mバイトといったところでしょう。DVD-RAM の容量があれば 2Gバイトまで一度に録画できるので、VHS 程度の画質なら 2時間の連続録画は可能です(DVD-RAMは片面2.6Gバイトですが、Windows 95/98は1つのファイルは 2Gバイトまでしか扱えない)。
     録画した動画データを再生してみると映像と音声とちょいとずれてしまうのですが、原因はよくわかりません(たぶん、映像の取り込みが間に合わなくて遅れているのだと思いますが)。

     GV-VCP/PCI のドライバをアップデートしないと 3600秒(1時間)以上の録画ができないようですが、ドライバを最新のものに更新すると大丈夫のようです。
     あと、DVD-RAM を UDFフォーマットで使っていて、ファイルの作成と削除を繰り返していると、空き十分あるのにディスクが一杯になって録画が中断されてしまうことがありました。新規に録画するときは、いったんフォーマットし直したほうがいいようです。

     しかし、ビデオキャプチャによる録画は CD-R作成以上にシステムの安定性には気を使います。2時間録画したいのだったら、2時間連続して安定動作してくれなければ困るわけです。
     CD-R を焼く作業はデバイスのデータ転送速度さえ十分なら CPU パワーはあまり必要ありませんが、MPEG1 Corder による録画はソフトだけでデータを圧縮していますから CPU パワーもデバイスのデータ転送速度もそれなりに必要です。最近の CD-Rドライブは十分なバッファを備えているので多少データの転送が遅れても書きこみに失敗することはありませんが、ビデオキャプチャだと CPUパワーが不足したりデータの転送が間に合わないとフレームドロップが発生して画質が落ちてしまいます。CD-R と違って録画に失敗したからといってメディアがおしゃかになるわけではないのでその点では安心ですが。
     ビデオキャプチャによる録画では CPU、ディスク、ビデオ、サンウドといったシステム全体の性能と安定性が不可欠です。

     しかし、これだけ簡単にビデオキャプチャできるのだったら、パソコンによるビデオ録画システムってすぐにも実用になりそうです。
     コストを考えたらビデオデッキのほうがはるかに安いのですけど、パソコン上にデータがあると加工・編集・複写が簡単というミリットがあります。

    【参考資料】

    Pioneer

    http://www.pioneer.co.jp/

     DVD-U01: SCSI Internal DVD-ROM Drive

    http://www.pioneer-eur.com/products/multimed/optical/dvd2en.htm

    クリエイティブメディア (japan)

    http://www.creaf.co.jp/

    クリエイティブメディア (us)

    http://www.creaf.com/

    Nakamichi

    http://www.nakamichi.co.jp/



    1998.11.06  ビデオキャプチャカード&パソコンビデオ購入

     パソコンでDVDタイトルを再生できる環境ができたついでに(何がついでなんだ?)、ビデオキャプチャで遊びたくなってビデオキャプチャカードを買ってしまいました。

     性能や画質はそんなに気にしないのと PCIスロットを使いたくなかったので ISA のビデオキャプチャカードでいいやと思っていましたが、これがなかなかありません。カノープスの ISA ビデオキャプチャカードはあったのですがちょいと高いのでやめて、他に無いかと探していたらアルプス電気VideoHighway VTR525 (製造は AIMS 社)というのがありました。
     話はそれますがふと思い出したのですけど、先月購入した赤外線通信ユニット IRコマンダ FMIR-102 はアルプス電気の OEM製品 のようです( 関連記事)。

     VideoHighway VTR525 は最大320×240ドットのフルモーション動画キャプチャ、最大640×480ドットの静止画キャプチャ、TV/FMラジオチューナにリモコンまでついていて機能的には申し分ありません。これで価格は1万円もしなかったので(本来なら確か3万円くらいする製品だったと思います)、はずれでもいいやと買ってみました。ソフトもそれなりのものがちゃんと添付されていてパソコンでビデオ録画したり、リモコンでも操作できるのでいたせりつくせりです。
     セットアップしたパソコン(mildura)は IRQ が不足して苦労したのですが、シリアルポートを1つ潰してなんとかセットアップしました(VTR525 は Plug&Playにも対応していないのでリソースは手動設定)。このため、シリアルポートに接続していたタブレット KW2600-RS が使えなくなってしまいました( 関連記事)。
     元々は Windows 3.1/95用ですが、Windows 98 にインストールしてもちゃんと動作するようです。機能も豊富でなかなかいいのですけど、うちではちょっと使えませんでした。
     ちゃんと動くことは動くのですけど…。

     というのは、ビデオ映像をオーバーレイ表示するのにビデオカードの映像出力をいったんビデオキャプチャカードに入力して、ビデオキャプチャカードとディスプレイモニタを接続する形になります。ビデオカードから出力される映像信号はビデオキャプチャカードを経由するため、信号が劣化してしまいます。解像度が 800×600ドット以下なら気にならないし、1024×768ドットも我慢すればなんとかなるのですが、それ以上の解像度だと見るに耐えないほどです。
     もうひとつ気になったのは TVチューナー機能で、チェンネルを切り替えたときにブツブツででかい音が出て耳障りなことです。

     というわけで、VideoHighway VTR525 は残念ながら退場することになってしまいました。800×600ドット程度の解像度で使うには申し分ないのですけどね。

     この日はビデオキャプチャカードの他に三菱電機のパソコンビデオ HV-PC1 を買ってしまいました。パソコンビデオなんて名前はついていますけど、中身はたんなるVHS ビデオデッキです。アップ/ダウンスキャンコンバータ機能を持っていて、パソコンの映像を録画したり、逆にビデオ映像をパソコンのディスプレイに表示することが可能です(解像度は VGA 640×480ドットだけですけど)。それ以外はまるっきりごくごく普通のビデオデッキです。でも一応は Windows 95、Windows 3.1 対応です(マニュアルに書いてあるのね)。
     ビデオキャプチャして遊ぶのに入力ソースが必要ですので、そのために買ってきたというわけです。ビデオデッキはうちにも3台(うち1台は故障してTVチューナーになっている)あるのですが、居間に設置していて使うたびに運ぶのも面倒なんでこの際新しく調達することにしました。HV-PC1 は標準価格7万円ですが、半分以下の値段で売っていたので、これていいやと買ってしまいました。

     HV-PC1 はパソコンの画面を大画面のTVモニタで見たいか、パソコンでディスプレイを使って、TV/ビデオ/家庭用ゲーム機の映像を見たいってときにはいいかもいいかもしれません。欲を言えばスーパーインポーズ(ビデオ映像とパソコン映像の合成)ができると格段に使い道が広がるのですけどね。

    ***

     ここまでは昨日の話で、今日は I・O DATA のローコスト高画質ビデオキャプチャボード GV-VCP/PCI を買ってきました。PCI スロットを潰すのはもったいなかったのですが、ISA のものはなかなかなかったので、結局 PCI のビデオキャプチャカードになってしまいました。
     まだ、ちょっと試しただけですがなかなかいいです。

     ビデオキャプチャ用のソフトは Panasonic の DVD-RAMドライブ LF-D100J に添付されていた MPEG1 Corder を使ってみました。MPEG1 Corder はソフトだけでリアルタイムでデータを圧縮しながら MPEGファイルとして録画できます。 もともと、ビデオキャプチャで遊ぼうと思いついたのは、このソフトが DVD-RAMドライブに添付されていたからです。
     GV-VCP/PCI にも GV/VCP VideoRecoder というキャプチャソフトが添付されています。これは OS にインストールされているビデオ/オーディオ圧縮 CODEC を選択できて、AVI ファイルとして録画できるようです。

     ビデオ映像のオーバーレイは I・O DATA 製のビデオカードでしか保証されていないのですけど、うちの WinFast 3D S800 でも大丈夫のようです( 関連記事-1関連記事-2)。

    【参考資料】

    アルプス電気

    http://www.alps.co.jp/

     ビデオキャプチャボード VTR525

    http://www.alps.co.jp/brand/video/tr1.htm

    AIMS

    http://www.aimslab.com/

    三菱電機

    http://www.melco.co.jp/

     パソコンビデオ「HV-PC1」

    http://www.melco.co.jp/service/vtr/index.html

    I・O DATA

    http://www.iodata.co.jp/

     ローコスト高画質ビデオキャプチャボード GV-VCP/PCI

    http://www.iodata.co.jp/products/video/gvvcp.htm

    Panasonic

    http://www.panasonic.co.jp/



    1998.11.04  Caldera NeteWare for Linux インストール

     Caldera の Linux 上で動作する NetWare サーバー、NetWare for Linux をインストールしてみました。

     NetWare for Linux は Linux を NovellNetWare 4.10b 互換のファイルサーバーとプリントサーバーとして使うためのソフトウェアです。Linux をNetWare 互換のファイル/プリントサーバーにして、Windows 95/98、Windows 3.1、DOS、Linux、Macintosh、UnixWare をクライアントとして接続することが可能です。4.10b 互換ということで NDS (Novell Directory Service)をフルサポートしているのも特徴です(うちのようにユーザーが1人しかないネットワークに NDS は必要ないのですけどね)。
     NetWare for Linux は Caldera のサイトに登録されており、3クライアントまではフリーで使えるものがダウンロードできます。Linux 配布パッケージは Caldera OpenLinux 1.2Red Hat Linux 5.1 対応しているようですが、他の配布パッケージでもカーネルが対応していればなんとかなるようです。
     うちは Caldera OpenLinux 1.2 があるので、とりあえず実験としてこいつにインストールしてみました( 関連記事)。

     Caldera OpenLinux 1.2NetWare for Linux をインストールするにはセットアップ用のスクリプトを実行するだけでいいのですが、カーネルの再構築にちょいとてこずりました。  Caldera OpenLinux 1.2 のカーネルは元々は 2.0.33 なんですが、NetWare for Linux を使うためには 2.0.35 にあげる必要があります。セットアップ用のスクリプトを実行すればカーネルのバーションアップも自動的にやってくれるのですが、うちの場合 DEC21140 チップ搭載のネットワークカードに対応するのにドライバを入れ替えてカーネルを再構築する必要があります( 関連記事)。
     Caldera OpenLinux のカーネル再構築は久しぶりなもんですっかり手順を忘れていまして(Slackware なら目を瞑っていてもできるのですが)、えらくてこずってしまいました。
     なんとかカーネルの再構築はクリアして、いよいよ NetWare サーバーを動かすかと思ったら、肝心の NetWare サーバーがインストールされていないようです。

     これはインストールに使用するファイルのシンボリックリンクが切れていたのが原因でした。どうやら、パッケージがバージョンアップしたのにシンボリックリンクは古いファイルを指していて、これが ftp サイトから消えていたのでインストールに失敗していたようです。
     インストール用のファイルを再構築してセットアップ用のスクリプトを実行したらちゃんとインストールされたようです。

     あとつまづいたのが NetWare が使うプロトコル、IPX の設定です。新規に設定するなら適当にネットワーク番号を付けとけばいいのですが、うちでは他のNetWare サーバーが動いているので、これとちゃんと折り合いをつける必要があります。IPX には内部ネットワーク番号やら外部ネットワーク番号とあるみたいなんですが、自分でも何をどう設定しているかさっぱり覚えていないし、そもそも IPX を理解していないので総当りで番号を変えてはリセットで使える組み合わせを見つけました。
     で、やっとのことで NetWare サーバーは起動しました。

     NetWare for Linux を本格稼動するつもりはまだないので、テスト用に NDS のツリーを作成してみました。
     しかし、DOS クライアントのほうが「なんちゃらファイルを読み込むためのワークステーション(クライアントマシンのこと)のメモリが足りない」とかエラーが出てうまいこと使えません(メッセージはちゃんと日本語で表示されるのね)。
     サーバーはちゃんと見えてアタッチはしているようですが、メモリが不足してログンイできないようです。クライアントはNetWare 4.X 用としてちゃんとインストールしていなくて、以前の 3.12用の設定のまま使っているのでこれがなんかまずいのかもしれません(NDS には対応しているはずなんだけど)。
     とにかく NetWare サーバーはちゃんと起動しているので、クライアントのほうは後日ちゃんとインストールして試そうと思います。

     でも NetWare for Linux がちゃんと動けば Windows NT Server はいらなくなるなぁ。
     あとは Linux 上で動作するウイルス検出ソフトがあればうちでは万全かな。

    ***

     ついでですが、Windows 98 の Windows Updates ってぇ〜やつを初めて使ってみました。
     アップデートしなくても特に不都合もないし、Windows Updates にまつわるトラブルも色々とあるようなんで敬遠していたのですが、一回くらいはやっといたほうがいいだろうと思いまして。
     アップデードを実行したらシステムがおかしくなったとかそういうのはまだ聞いたことはないのですが、アップデートできないというのはあっちこっちで報告されているようです。
     トラブルの大半は画面が「お待ちください」とか真っ白のままで何も起こらないという現象のようですが、これはブラウザのキャッシュが原因のようです。この現象は Internet Explorer のプロパティからインターネット一時ファイルを削除すると直るようです。
     あとは、セキュリティレベルが「高(もっとも安全)」に設定されているとアップデートできないようなんで、「中(安全)」か「低」に設定しておくといいようです。
     Cookie を受け入れる設定にする必要があるというのと、ユーザー登録しないとアップデートできないという話も聞いたような記憶もあるのですが、これらは必要ないようです。Cookie についてはすべて無効にしてもうちでは大丈夫でした。ユーザー登録しなければアップデートできないものが一部存在するようですが、今のところユーザー登録が必要なのは追加のデスクトップテーマくらいで、システムの障害やセキュリティ問題など重要なアップデートはユーザー登録なしでもアップデート可能のようです。

     うちの場合、重要なものとついでにメディアプレーヤの新しいのをアップデートに指定しましたが、ダウンロードするファイル数は確か6本でダウンロードサイズは合計で約 11Mバイトでした。これをアップデードするのに一晩まるまるかかりました。ファイルが登録されているサイトが重くて途中でダウンロードが中断されてしまい、何度もリトライ(手動だよ)してすべてアップデートできました。11Mバイトのダウンロードに8時間くらいかかったかな。
     これを、Windows 98 がインストールされているパソコンすべてに実行せにゃならんのか!?
     そんなアホなことやってられるかってぇ〜の。

     アップデートプログラムは EXE の実行ファイルか、CAB 形式の圧縮ファイルのようで、一度アップデートするとブラウザのキャッシュの残っています(もちろん残っていないこともあるが)。これを適当に使えばオフラインでもアップデートできるかもしれません。
     うちの場合、web へのアクセスはキャッシュ付きのプロクシサーバーが入っているので、一度アップデートを実行するとアップデート用のファイルはすべてプロクシサーバーのキャッシュに残っています。2台目からのアップデートはアップデート内容が同じなら、プロクシサーバーのキャッシュからファイルが取り出せるので早いのですけど、これがなかったら複数の Windows 98 マシンのアップデートなんてやってられません。

    【参考資料】

    Caldera

    http://www.caldera.com/

    Novell (us)

    http://www.novell.com/

    Novell (japan)

    http://www.novell.co.jp/


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